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2011年6月30日(木) | - 計算の話 - |
型に流し込むキャストの重量がどれくらいか。これは何回か複製を繰り返して調整していくわけだが、初回はどれくらいになるのかはカンに頼ることになる。
でも、過去の原型とキットの重量を比べれば何となくの値を導き出すことはできると思う。撫子さんの原型の総重量は130g。キットの重量は97g。実際に流し込んだキャストの量は130g。130g−97g=33gは、ランナーとなって捨てられた重量ということになる。まぁ大体ランナーの量を含めても、原型と同じ重量を流し込めば大体は近い値になるという事なんだな。(ファンド原型に限る)
で、時乃さんの原型の重量はと言うと246g。約250gだから、1kgのキャストからは4体分しか抜けないという事になる。キャストが1kg2000円くらいだから、キャスト代だけで1体500円か…。セーラーさんなんか1kgで10体抜けたことを考えると、結構な材料費だよな。
さてところで、撫子さんの130gと時乃さんの246gの関係を比較して見る。どちらも和服なので形状は似ていると考えてよい。で、サイズは1/8→1/6だから、1.33倍になっている。しかし全高は全身像の撫子さんは183mm、ひざ上のみの時乃さんは190mmなので、1.04倍。という事はサイズの比で考えると、1.33×1.33×1.04=1.84倍。実測重量の比を考えると、246g÷130g=1.89倍。という事で、1%程度の誤差でほぼ同じ比率になっている。
当たり前のようなことだが、実際そうなっていると言う結果はちょっと面白い。この結果を応用すれば、作成するフィギュアのサイズと全高から、原型を作る前からキャストの量が大体算出できるという事だよなぁ。
2011年6月29日(水) | - 穴の話 - |
型の湯口を彫り彫り。今回は経験したことが無いくらい大きなパーツを1つの型にいくつも入っている物があって、流量が確保できるかどうか色々考える。
キャストが流れ込む入口(ゲート)と、空気が逃げる為の出口(気抜き)は小さい方がキットを作る時は楽。しかしキャストを流し込む時は大きい方が早く流れるから、できるだけ大きくした方が安定して生産できる。この2つを両立できる穴の大きさを考えるのが腕の見せ所。キャストの固まるスピードにも影響されるので、そのときの室温によっても左右されるしね。
液体よりも気体の方が細い所を通り抜けやすいから、ゲートよりも気抜きは小さくてよい。この点から、あるパーツの気抜きがもう1つのパーツの湯口になっているような型だと、気抜きを小さくできない。全てのパーツの気抜きは型の最上部まで直接繋がっているのが理想なのだ。私はその点に関しては、頑なに守っている。おかげて最近は失敗の確率がかなり低い。
湯口は大きい方が良いのだが、流量は断面積で決まるから、形はどうでも良い。それなら、その形はできるだけ細長くなるのが理想。細長い方が、硬化後に切り取りやすいし、ゲートによって失われた原型の形状を推測しやすいからだ。
というところが基本的な話。今回はサイズがデカイから、ゲートも気抜きも大きめにしなきゃいけないのだが、どれくらいで良いのかが難しい。実際には、最初は小さめに作って、失敗したら徐々に穴を拡大していく事で調整していくのだが、パーツがでかいということは、失敗で失われるキャストの量も多いわけで、それだけ失敗のリスクが高くなるんだよなぁ。
でも、このあたりの経験と感による調整ってのは、何となく嫌いではない。アナログ職人技って美しい。
2011年6月28日(火) | - 北へ南へ - |
日帰り札幌出張。着いてビックリ気温16℃。天気予報は24℃だったのに。
霧が出てた。高原に来ているような気がしてちょっと神秘的。
暑いと思ってクールビズに決めていったら超失敗。やっちまったか。…でも昼になって気温が上がってきて何とかなった。
新千歳空港は土産コーナーが改装中で、いつもと店舗の配置が異なっていた。今回は頼まれてたお土産があったので探すのにも一苦労。
で、神戸に戻ったら超絶な暑さに絶句する。
2011年6月27日(月) | - 交換することが目的じゃねぇ - |
撮像素子1/2.3でレンズ交換式カメラだって?
http://www.pentax.jp/japan/products/q/index.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110623_455177.html
こんな小さな素子では、大した画質は期待できないわけだが。そこにレンズ交換したって大した画像にはならないよなぁ。どうもこれは手段と目的を取り違えているような。
[日記拍手]
> こういうところにはちゃんと入っていくのに、肝心なところに回ってくれずに気泡になるのがこう…
能力があるのに本気を出さない時があるシリコンちゃん。
2011年6月26日(日) | - シリコンの奇跡 - |
原型に通していた真鍮線の穴が、たまにこんな風に抜ける。
なんとなく、奇跡を見た感じなる。でもちょん切るけどね。
次はテストショットだけど、毎日湿度の高い日ばかりで難しいね。次の週末は晴れて欲しい。あとウチの子、早く寝てくれ。
2011年6月25日(土) | - あまった…。 - |
再び粘土埋め中。
最近暑くて子供がなかなか寝ないので、暇を見つけるのも大変です。
今回のシリコン使用量は2.5kg。でも4kgも買っちまったぜ。作業の途中で足らなくなったら怖いからいつも多めに買うのだが。1kg以上余ってしまった時はちょっと凹む。ちなみに1kg 3307円でございます。
次の作品のときに余ったやつは使えばいいんだけど、シリコンの使用期限って半年弱なんだよね。だから半年に1体も新作を作れない現状では、あまったシリコンは捨てるしかない。まぁ使用期限を過ぎても、粘度が多少変わるくらいで、硬化剤さえ新しいヤツを使えば使えるとは思うけどね。とはいえ時間も無いので、そういうところでケチって失敗したくない。学生時代なら使ったけどなー。
あ、ちなみにこのシリコンは多分捨てるので、欲しい人はあげます。
2011年6月24日(金) | - とりあえず無事でよかった - |
もんじゅの引き抜き無事終わってよかったね。
今後もんじゅはどうなるんだろうねぇ。廃炉か?続行か?
作業手順
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/posirase/1105/o110526.pdf
高速増殖炉の危険なところは、炉内にナトリウムがあるので、空気に触れたら爆発すると言うところ。だから燃料交換とかも普通の原子炉みたいにフタ開けて手動で交換ってわけには行かない。だから密閉された格納容器の中で完全遠隔操作で燃料交換しなきゃいけない。でもその遠隔操作する装置が壊れたらどうすんの?って疑問が残るが、実際そうなった。
原発の核廃棄物を有効利用するために開発が必要な装置だったんだが、原発自体がもうやめる方向に進むんだったら、この開発も必要なくなるわけだが。どうすんのかねぇ。
[日記拍手]
> 岸田メルさんてこんな事ばっかりやってます。 http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52469582.html
自分の事が好きなんだろうなあ。でも嫌いじゃないぜこういう人。
2011年6月23日(木) | - 徹夜作業お疲れです! - |
高速増殖炉もんじゅの中継装置引き上げ作業が現在進行中。先ほど始まったみたいだ。
経過が気になって仕方が無い。失敗したらナトリウムと空気中の水分とが反応して大爆発。明日の朝には関西一体がプルトニウムに汚染されてたなんて事にならなきゃいいが。
この日常が壊されず、明日の朝を迎えられますように。
2011年6月22日(水) | - 性を感じずに女性らしい美を感じる方法 - |
この人男だって
http://livedoor.2.blogimg.jp/ko_jo/imgs/e/5/e55f7c7c.jpg
今流行りの男の娘ですよね。しかしめっちゃかわいい。
この写真の作り方うまいなー。斜めから撮る事で肩幅の広さを分かりにくくしているし、体のラインが分かりにくい服を着て、女の子らしいポーズを取る事で男性らしさを見事に消していると言う奇跡の写真。
しかしよく考えると、男の娘っていうのは、男だから奇跡的な感覚を受けるのであって、この写真を見て男だと言われなければ、それはただの美人女性の写真でしかない。写真を見ることしかできない我々にとっては、注釈から男性であるという情報を得ているだけであって、それが本当かどうかは確かめるすべが無い。
逆に考えると、普通の女性の写真を「実は男性です」と脚注を加えれば、それだけで写真に奇跡的な価値を付加できるような気がする。さらに言うと女性の写真を、この人は男性だと思って見るだけで違う見方ができるかもしれないなー。
男性から見た男の娘に対する感情と言うのは、美しいと思うが性の対象としては見られないと言う新たな感覚だと思う。これは、女性が美しい女性を見て綺麗だと思う感覚に実は近いのかもしれない。
だから、美人を見つけても、この人は男性だと思って見れば、性を感じず、美だけを感じることができるかもしれない。そして、フィギュアを作るときも、これは男の子だと思って作れば、真に美だけを追求したフィギュアが完成するんじゃなかろうか。
2011年6月21日(火) | - 完璧じゃないな - |
2日連続で宴会だったが、それでも型取り作業は止めないぜ。
なんとか1型できた。この最初の脱型の時に、全部同じ側に原型が貼り付くと嬉しいのだが、残念ながらこの結果。
同じ側に貼り付くと、量産時に型からパーツを外すときに楽。まずはシリコンに負荷が掛からない方が全部剥がれ、その後もう片側を慎重に型から外すという作業になるので、型も痛みにくい。
今回は少し読みが甘かったな。多分手のパーツの部分が最初に逝きそうな感じだ。
2011年6月20日(月) | - 身が縮む思いです - |
客先の偉い人と飲みに行って、家帰ってそのままソファで寝た。
夜中2時くらいに目が覚めて、昨日やった型取りの反面を流した。
なんか、片面だけ終わった状態で何日も放置すると、片面だけ収縮が進んで、もう片方の面と大きさが合わなくなるような気がしたんだよ。でも、本当に影響があるかは不明。
説明書によると、1日目で0.2%、3日目で0.25%収縮するらしい。1日目での収縮に比べたら、その後の0.05%の収縮なんて影響無しと考えていいのかもしれないけど。
2011年6月19日(日) | - かたどりのラブソング - |
休日半日かけて片面しか作れなかった。
今回パーツの数が少ないこともあって、型の数を抑えて2個にしたけど大丈夫かなー。大きな型にたくさんのパーツを詰め込むと、流し込む回数は減るけど、失敗したとき道連れになるパーツが増えるわけで、それだけリスクも増える。そこら辺のさじ加減が難しいところ。
2011年6月18日(土) | - これ2台 - |
嫁もiPod touchが欲しいってんで買いに行った。まさかの2台体制。
通信はWiMAXで使うんだけど、WiMAXは1つの契約で通信機器を複数使えるから、通信費は200円くらいしか変わらないと言う便利さ。同時には接続できないけど、2人とも通勤時間が異なるので実質問題なし。スマートフォン的な部分をiPod touchで使い、通話は普通の携帯電話とすれば、携帯電話のパケット代が0円になるから、通信費はかなり抑えられる。
まぁ、いちいちWiMAXの電源入れなきゃいけないのと、田舎じゃ使えないという不便さは残るけど。それでも、スマートフォンの通信費の高さに比べればと思う。
ところで私のiPod touch1回ポケットから落下してヒビ入ってたんだけど、まぁ目立たないヒビだったんで気にせず使ってた。でも試用期間として嫁に数日貸したんだが、また落としてとどめをさされた感じ。
2011年6月17日(金) | - 電波な話 - |
“地デジカウントダウン”アナログ画面に常時表示へ 停波は24日正午
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/17/news038.html
つまり7月からは、アナログ放送を見ればワンフェスまであと何日かすぐ分かるという事ですね。こりゃ便利だ。
それにしてもアナログ放送終わるのって正午なのかー。この瞬間だけは、みんながアナログ放送を見るんだろうね。砂嵐になる瞬間をこの目に焼き付けたいと。でも、その時私は幕張メッセ。
それにしても深夜じゃなくてわざと昼に持ってきたのは、終わったという事を分かりやすく示したいと思ったからなのかな。
2011年6月16日(木) | - オレのアトリエ - |
ゲームの内容には全く興味が無いが、この人の描く太ももに未来を感じた。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/355/355147/
この絵を描いた人ってウィキペディアに元俳優って書いてあったけどなかなか面白い経歴の持ち主なのかな。あと名古屋出身だって。
それとゲームのシリーズって初代のマリーしかプレイしたこと無いんだけど、すでに今回で13作目なんだってね。こんだけ続編出てるゲームなんて他にFFくらいしか知らん。
2011年6月15日(水) | - 健康なんて割り切りですよ - |
原子力に関わってる学者とか技術者ってなんでこう原発の安全性に対して無頓着なんだろうかと思うことがあるが。放射線のことを良く知っているからこそ無頓着と言えるのかもしれない。放射線を身近に感じたことがない人ほど、その得体の知れないものに恐怖する。
ラッカーシンナーを毎日使っているモデラーから言わせると、ちょっとシンナーの匂いをかいだくらいで脳細胞が溶けるとか言ってる人を見ると、そんなに心配しなくてもいいんじゃないの?とか思ってしまうのであるが。それと似たような感じだったりして。
まぁでも、過去にそんな感じでアスベストの危険性を理解せずに扱っていた人たちが今になって肺ガンとかになっているわけだから、どっちが無知なのかは分からないけどね。
2011年6月14日(火) | - 苦手な人に教えてもらおう - |
梅棹忠夫の著書「情報の文明学」に続いて、「知的生産の技術」を読んだ。
手帳やノートに物を書いてもその情報は埋もれるだけ。メモは常にB6サイズのカードに書いてする。手紙や文書はやりとりした相手ごとにフォルダに入れて保管する。そうすることで、記憶に頼らず情報を記録し、いつでも取り出す事ができ、新たなことを思い付く事もできるという話。後半は日本語の文章のあり方と言う話。英文と違って日本語は文字の種類が多いから、タイプライターが使えず、手書きをせざるを得ない。これをどう解決するかという話だった。
現在のようにパソコンが普及する以前の話であるので、これをそのまま実践するのは多少時代から取り残される感じはするし、日本語を書くスピードを上げる話なんかは今はワープロが全て解決してくれた。しかしだからといってこの本に書いてあることが時代遅れかというとそうではない。この手法の根本にある、情報の整理の仕方は読んでいてなるほどと思うことが多い。
これの手法をパソコン上で実現し、さらにクラウド化したのが、今流行っているEvernoteだという事は疑いの余地が無いのだが、1969年にこれを紙ベースですでに実践してその手法を執筆する段階になっていたと言うのには驚くね。
最後の章では文章の作り方を紹介していた。ここでもカードを使って原稿に書く内容を決めていく。この本の中で梅棹さんは、自分は文章を書くのが苦手だと言っていた。こんなにたくさんの本を書いている人が苦手だなんて謙遜しているだけだろうと思ったが、よく考えると、苦手だからこそ自分の脳に頼らずに文章を生産をする技術を開発したと言えるかも知れない。
技術を開発するには苦手であることと言うのが大事かも知れない。直感で物事をうまくこなせる人に教えを請うても的確なアドバイスはもらえないと思う。長嶋茂雄にバッティングの技術を語らせてもろくな内容を引き出せないのはその一例だろうね。人に技術を教えられるのは、苦手だったけどそれを克服した人、だけなのかも知れないなぁ。
2011年6月13日(月) | - 夢のカメラが - |
うお、ちっさ!
http://panasonic.jp/dc/gf3/
こっちも小さい
http://panasonic.jp/dc/g3/
これと組み合わせると
http://panasonic.jp/dc/lens/leica_dg_summilux_25.html
50mm単焦点カメラが出来上がる。GXRの50mmユニットとどっちがいいのかなーとか気になってしまうぜ。
ま、多分買わないけど。
[日記拍手]
> 夏期の電力需給対策とやらで私もワンフェスに行けなくなりそうです(´・ω・`)
まぁ。今回のワンフェスは縮小版のハ…ズ…。
2011年6月12日(日) | - リアルと写真 - |
フィギュアでSchool Girls Complex
http://www.fg-site.net/products/126868
現実と写真と絵とフィギュア。それぞれの違いと共通点を何となく考えさせられる。
本物のように見えるためには、背景の存在は意外にも大きいんだな。かと言ってその背景も表現してジオラマのようにすれば本物っぽくなるのかと言えば多分そうではないし、そんなフィギュアを欲しいとは思わないだろう。
本物と、本物らしさと、フィギュアらしさの差ってなにかな。
ところで、来月24日のワンフェスですが、今回はHit君が出られないそうなので、当日ブース内でお手伝いしていただける方を募集します。開場直後に買物に出ていただいてもかまいませんので…。
2011年6月11日(土) | - リア充は爆発を恐れるな - |
名古屋で結婚式(二次会)に出席して来た。
結婚したのは、毎回ワンフェスでうちの相方を務めていただいている、Hit君です。いや、本当におめでとう。右の写真はケーキに刀が刺さった瞬間。
結婚式の後、同じテーブルだった大学時代の友人と後輩で別の店に行った。このグループもすでに既婚者の方が多いと言う状況なんだが。やはりここでは「結婚は幸せか?」という話になった。
決まってこういう時、既婚者は結婚生活の愚痴を言ってしまいがち。しかし誤解しないで欲しいのは、何だかんだ愚痴はあるが、総合的には幸せなのだ。しかし、愚痴の部分は具体的な例が飛び出すが、幸せの話の例と言うのはあまり具体的でないので出てこないんだな。だから未婚者からは「結婚って幸せなのかな?」と言う疑問を感じさせてしまうかもしれない。これは良くないな。
だからもっと、既婚者はもっと幸せぶって良いと思うのだが、特に男と言うのはプライドが高い性もあって、自分が幸せだとは恥ずかしくて言えないんだな。だから何か照れ隠しで愚痴を言ってしまう所はあるんじゃないかなー。それと、日本人は苦労して頑張っている状態を美徳とし、楽で幸せな状態をずっと続けていると、ねたまれたり、バチが当たると言う感覚が何となくあって、自分の幸せを隠さなければならないという観念って言うのも、あるんじゃないかな。
ただ、独身生活の幸せと、結婚生活の幸せは異質な物。どっちがいいかなんて計れる物ではないってのはある。
2011年6月10日(金) | - プロペラなの - |
今回の出張はとにかくローカル線に乗りまくった。嫌んなるくらい。そして今回は女子をたくさん見た。田舎の鉄道の利用客って、高校生か大学生ばっかなんだよね。オッサンや子供はほとんどいない。そして大学生は女子ばかりだった。多分男子は大学生になると車を手に入れてしまうんだろうね。まぁそんな感じなので目の保養にはなったなーという感じはする。
それにしても、最近の若者は地面に座るって言うが、女子高生までもが駅のホームの地面に円陣を作って座っていて、それがホームを埋め尽くしている状態は、何か異常に思えた。まぁこれは、電車の本数が少ないから仕方ない。他に乗客もいないから誰も迷惑してないし、これでいいのかもしれない。
帰りの飛行機はDHC8-Q400っていうプロペラ機だった。プロペラなんて何年ぶりですかね。プロペラ機ってジェット機と違って、飛行機が一生懸命空気を漕いで進んでいる感じがしてかわいい感じはする。でも意外と離陸時の加速感はあったりするんだけどね。
2011年6月9日(木) | - また会えた - |
出張で新潟に来ました。6年ぶりくらいかなー。
6年前、駅前のローソンに入った時、カード会員の入会を促す貼紙があって、その絵柄が昔の腐女子っぽかったというネタを、この日記に書いた。多分この店で働いている店員に腐な方がいて、無駄に才能を発揮しているんだろうと思った。
そして6年後の今日、またローソンに入ってみると。貼紙がパワーアップしてた。6年経ってもまだ働いているらしい。もしかして正社員なんだろうか。(拡大→http://twitpic.com/59s79z)
誰だか知らないが、長きに渡って新潟のローソンを腐のパワーで盛り上げていこうとしていた事に敬意を評したい。次に新潟に来るのがいつになるかは分からないが、次もどうかあって欲しいな。
2011年6月8日(水) | - 変化を楽しむ - |
帰った。
おごと温泉から西宮北口へ行くときは、向日町で降りて阪急の駅まで歩くといいです。大阪で阪急に乗り換えるよりも500円も差が出る。
自分はフィギュア作りを初めてすでに15年くらい経つけど、やっぱ初期のころとは作りたいものは違ってきている。造形したいと言う気持ちは昔から変わらないけど、年を取れば嗜好も変わるからね。こうなると、自分があと数十年経ったときに何を作りたいと思うようになるのか非常に楽しみだ。
変わりたくないと思うから年を取るのがイヤになる。けど、自分の変化を期待して生きていけば、人生は楽しくなるんじゃないかなー。
[日記拍手]
> ご無沙汰してます。原型完成お疲れ様でした。とても慈愛に満ちた感じだと思います。特に後の帯の造形がすばらしいと思いました。
ありがとうございます。慈愛に満ちたフィギュア。新境地を切り開けたかなぁ。帯は結構苦労しました。特に分割が。今でもちゃんと抜けるかなぁとドキドキしてます。
2011年6月7日(火) | - おごとん温泉 - |
組合のお仕事で雄琴温泉。なんか昨年も同じホテルに泊まった気がする。
最初の委員会は私は傍聴だけだったのでヒマー。何となく次のフィギュアのアイデアとか考えてたら割と良いのが思いついた。やっぱ原型が完成した状態で温泉地に来ると今までと違った精神状態が訪れるという事か。
ところでiOS5の内容が発表されましたね。今までアプリで実現されてた便利機能がほとんどOSに組み込まれてしまう。えげつないなぁと思うけど、これってWindowsとかでもこれまでも起こってきた事。アプリケーションなんて物は、もう次期OSが出るまでの短命な物でしかいられないって事なんだな。
2011年6月6日(月) | - ふと - |
何となく女性向けファッション雑誌売場の前を通ったときに見かけた表紙。
なんつーか髪の毛が、毛なのにソリッド感。つまりは、フィギュアっぽい。
多分これは地毛ではないと思うけど。あーなるほどフィギュアと人間の間のこういう表現もありかと思った。
2011年6月5日(日) | - 文明に共通するもの - |
原型完成した。画像は製作記へアップ。
今日NHK教育で梅棹忠夫を特集していた。最近ブームですかね。科学は人間の業、つまり欲望であって、それはすべての文明に共通していることなんだそうな。それは止める事はできないが、それを自覚することが大事。なんだとか。
表現したいと思う気持ちはどうなんだろう。これも人間の業なんだろうか。
2011年6月4日(土) | - 風呂と造形 - |
「古代ギリシャ展」行ってきた。
http://www.body2011.com/
ギリシャがローマに支配される以前の彫刻と壷に描かれた絵画を紹介する。有名な円盤投げの像が日本初公開というところが目玉。まぁ私はこれよりもアフロディーテ像が目当てでしたけどね。
ヨーロッパの彫刻と言うと、等身大のものを想像するんだけど、今回展示されていたものの中には、今で言う1/8フィギュアサイズの物も結構あった。小さくてもその精度は物凄い。それにしても、数千年も昔から人間ってずーっと同じことをやってきたんだなぁ。美しい人の姿の像を作りたくなる。それはもう人間に課せられた宿命なんだろうか。
で、話題の円盤投げ。360度どこからも見られるように展示されていた。後ろから見ると背中からお尻のラインがセクシーですわ。やっぱ男も女も尻ですよね。…まぁそれはいいのだが。実はこれ、本物ではなく複製品。とはいっても古代ローマ時代の複製品。ギリシャはローマに征服されたのだが、ローマ人はギリシャの美術品に魅了されてしまい、それを欲しい人が増えすぎたためにたくさん複製品が作られたんだって。本物はすでに存在しないんだとか。
もちろん今みたいに型取して複製したのではなくて、人間の手で複製したんだろうけど。やっぱり数千年も昔から人間は同じようなことをして来たんだな。そう考えると、なんか紀元前のローマ人と自分達に共通点があるような気がして嬉しい。風呂好き以外にも共通点があったぞ。
そういえばこの円盤投げは、皇帝ハドリアヌスの別荘で発見されたそうだ。テルマエ・ロマエで出てきたヤツですね。この別荘の浴場は、とある建築技師が現代の日本の浴場を参考して作ったとされています(嘘)。
2011年6月3日(金) | - 今日の天気はクラウド - |
画像編集WebアプリPicnik
http://www.picnik.com/
ここの会社をGoogleが買収したらしく、WebアルバムのPicasaから直接画像編集できるようになってた。あぁ、もう画像編集ソフトなんて買わなくていい時代が来たんだなと思うのと同時に、もうこうなってくるとパソコン自体の存在意義が変わってくるかもなーと思う。なんというか、クラウドってヤツを直感できた。
iPod touchを持ってから、パソコンの前に座る必要性が減ったと思うが、大きなサイズの画像編集だけはパソコン上でしか出来なかったんだよな。
もう個人で持つのはただの端末であって、ソフトもデータもネットワーク上にあると言う状況になるんだろうな。こうなると端末のOSなんてなんでもいい。今現在、会社でWindowsを使っている理由ってやっぱりOfficeを使いたいからってのがあるけど、これだってもうすぐクラウド版が出るらしいし。
まぁさすがに、現在手元にあるデータをすべてネットワーク上に置くくらいになるにはまだ時間が掛かりそうだけど。多分将来そうなる。家庭からHDDがなくなるかもしれない。
しかしソフトもネットワーク上にあるとすれば、違法コピー等の著作権問題は一気に解決するような気がする。んーけどデータまで管理されたらヤバイデータを持つのにリスクを伴うな。しかし、脆弱な個人パソコンに入れておくのと、強固なサーバー上においておくのと、どちらが安全なのかはちょっと簡単には結論が出ない気もする。
2011年6月2日(木) | - 欲望の怪物 - |
岐阜に出張でした。移動中ヒマなので梅棹忠夫的に物事を考えてみるという遊びをもう少しやってみた。
一昨日書いた、人間は必要以上に脳が発達しているという話。これは目的よりも先に手段が用意されるということなのだが、考えてみるとこういう事は良くある。
いい車を買ったかので、どこかに出かけたくなった。いい手帳を買ったから、もっとたくさん書き込もうと思った。速いパソコンを買ったから、重い処理をするソフト作ってみたくなった。…など。必要以上の物を持った事で、次の行動が生まれている。そしてその行動により、また新しい発見をして行く。人生はそんな所がある。
特にパソコンやデジカメなどは、その助けがあって急速な発達を遂げたとしか考えられない。どちらもすでに実用以上の性能がある事が当たり前になっているが、必要があろうがなかろうが、まだ見ぬあり新しい技術や生活を取り入れたいと言う欲も人間にはあるようだ。
これは物だけではなくて知識とかもそう。必ずしも必要でない知識を人は知りたがる。で、その知識からまた新たな行動やアイデアが生まれて来る。その繰り返しで人間社会は発達して来たんじゃないのか。
そしてその、必要の無い知識を知ることを今度は他人に強要する。それを教育という。学校で教えてもらえる事は、生活の役に立つものだけではない。むしろ役に立たない物の方が多いと思う。しかし日本国民全員がある一定以上の教養を持った状態を保つことで、少し高度な話を日本人同士でする事ができる。こうなると新しい行動やアイデアが生まれやすくなる。これが教育の真の目的じゃないのかな。
そして技術もそうだろうな。あるアニメのキャラクターが好きだからそのフィギュアを作りたい。そこから原型を作るスキルを渇望するに至るわけだが、ある一定の品質のフィギュアを作り出せるようになると、今度はフィギュアを作りたいから萌えるキャラクターを探すという逆転現象が起こるようになる。
そして単にキャラクターフィギュアを作るというだけでは自分の「技術使いたい欲」を満たせなくなった人たちは、いろんな物をガレージキット化し始める。某おせち料理とか。今のワンフェスにはこの傾向がチラチラ見え始めているのだが、なんかこの文化が次の発展を遂げる前兆なんだろうなーと思うと、なんだか楽しみだ。
2011年6月1日(水) | - アドバイスって - |
フィギュアの原型において、もう少し手足の長さを変えた方がいいとか、ポーズを変えた方がいいとか、そういうアドバイスをしたりされたりするのって良い事のような気がするが。
よくよく考えると、そもそも現実の写生を目指しているわけではないこの文化において、「こうした方がいい」なんて正解は存在しないよな。「こうした方が良くなる」の、「良くなる」とは一体何が良くなるんだろうか。
修正とは、作者が作りたい形に近づける事であると考えると、アドバイスとは、「こういうのがあなたの作りたい形状ではないですか?」と言う意味になるべきで、「こうした方が私はいいと思う」は、何か違う気もして来る。
…まあ、ガレキの場合は、人に買ってもらいたいって目的もあるから後者の意見も大事といえばそうかもしれんが。ただ、造形物を見たとき、私は作者の人間性みたいな所を感じたいと思うから、自分の個性を大事にして欲しいなーと思う。
[日記拍手]
> ポケモンとか、ゲームに出てくる無駄に多いキャラを覚えるとか、子供の記憶ってそれの一環か? >情報処理したがる
そうかも。まぁこれから先、どんな情報が役に立つかなんて分からないから、とりあえず情報をかき集めるように出来てると解釈もできるかな。