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2010年12月31日(金) | - お疲れた大晦日 - |
今年もお疲れ様でした。とりえず1年を振り返ってみますかね。
今年はなんといっても父親になった事ですね。子供がいると今までのように、計画的に物事が進まず、なかなか難かしくなってきました。何があっても原型製作だけはやめんって気合はあったんですが。
だけど子育てしながらワンフェスにも参加されている方って少ないと思うので、自ら実践する事で何かを発信して行きたいと思うわけですよ。ですがこれもまた計画的には行かないもので、ご覧の有様。結婚から1年半経っても完成していません。
その一方、最近は作りたいものがハッキリしてきて創作意欲は高まっている。しかし、なかなか実力が伴わないのか作っても納得いかない物になってしまう事が多く、今まで以上に時間がかかってしまい、製作時間は延びる一方。新作を出せずにワンフェスに出なければならない時と言うのは心苦しいところもあるのですが、今は我慢するしかない。
こうして今年のまとめを書こうとしている今も、後ろで子供がギャンギャン鳴きまくっているわけで、全く考えがまとまりません。こんな感じで皆さん良いお年を。今夜はガキの使いを見ながら原型をいじろうと思います。
というわけで毎年恒例、今年のベストオブフォト。
題名「うかれ」
銅像は空が見える所にあると良いですね。
今年買ったカメラorレンズはLUMIX LX5のみ。あ、iPod touchもカメラの一部かな?
2010年12月30日(木) | - 試してみたよ - |
iPodで写真のアップロードしてみる。
普通のブログだったらそんなに苦労しないんだろうけど、自前のサーバーなので普通にFTPする必要がある。写真の加工とFTPだけでも最適なアプリを見つけるのは結構時間が掛かる。写真は内蔵カメラで撮ってみたが予想通りイマイチだ…。
画質が悪いのは仕方ないが、露出補正とかはできないのだろうか。シャッター速度と引換に感度を下げるとか、そういう事がそもそもできない。でも、色ノイズは綺麗に抑えられており、輝度ノイズのみの写真になる傾向があるようだ。このおかげで、一般的なケータイカメラの写真よりもシックで味がある写真が撮れるみたい。
ちなみにiPod touchは薄いため、iPhoneよりも内蔵カメラが小型で画質はイマイチなんだそうだ。最近はiPhoneで撮った写真で作品発表する人もいるくらいで、あっちは相当面白いようだね。なんか興味あるが…。
とりあえず文字はPCから入力した。あれで長文はストレスたまるわ。けど電車の中で、ある女性が物凄いスピードで文字入力しているのを見たことがある。あそこまで使いこなせれば、また違った世界が見えるかも。
ちなみに嫁もiPodでブログのアップに挑戦したみたい。やっぱり考えることは一緒だね。
2010年12月29日(水) | - ついでに買って来た - |
プリンタのインクが切れたのでヨドバシへ買いに行った。子供抱えて。
ついでにiPod touchを買ってきてしまった。昨日友人がiPod touchの話をしていて、これだけ使えて2万で手に入り、しかも月額使用量がかからないってのはかなり凄いって話をしていたので気になっていたのだ。
無線LANのあるところでないとネット接続できないが、これはこれで良い。家の中で使うだけでも十分価値がある。最近は動き回る子供を見ていなくてはならないため、椅子に座ってパソコンに向かう事も最近は難しくなってきたが、これがあればいろんな事が出来るような気がするよ。
昨日書いた、デジカメで撮った写真をFTPでアップってのはとりあえずあきらめた。この部分だけは手持ちのNetWalkerを使ったほうが便利そうだ。両方持ち歩くのはナンセンスな気もするけど、これはあくまでiPodなんで。今までもiPodとNetWalkerは両方持ち歩いてましたって。
しかしここまで来るともはや音楽プレイヤーの機能そのものがオマケみたいになりつつある。単純に音楽再生だけをしたいなら、iPod nanoを選べって事だね。
[日記拍手]
> それならスマフォン買った方が良いよ。無線LANで繋げばパケ代かからないしSkypeもauなら使えるしアンドロイド良いよ〜
アンドロイドはまだ買いじゃないなと言うのが私の直感。でもあと2年後くらいには買ってるかもしれません。
2010年12月28日(火) | - 納まり - |
仕事納めー。
同期で飲みに行った。同期の1人がiPod touch買ったらしいんだけど、これでのネットサーフィンが最高すぎるとの話だった。2万円って安さも魅力的。
うむ、私も欲しい…。これで日記更新できたら色々と便利そうだが。デジカメで撮った画像を取り込んで加工してFTPってのは出来るのかな。SDカードを読む機械があるみたいなので出来そうな感じだが。SigmaのデジカメのX3FからJPEGデータを抽出することは簡単に出来るとは思えないなぁ。これが出来たら最高なんだが。
抽出自体はファイルの中から特定の部分を抜き出すだけの事なので、簡単なことなんだが。iPhoneアプリを自分で作れそうな気もするのだが。iPhoneアプリを作るためにはMacが必要らしいという事でなんだかダメっぽいな。rubyのスクリプトを走らすアプリとかでもいいんだけど。
[日記拍手]
> 職場のビルにハーレーが入ってたんだけど、BUELってバイクがかっこいいですね。
Buellね。これも試乗したことあるよ。2005年7月24日の日記参照。
独自のフォルムが惹きつけられる物がある。乗ってたら確かにカッコイイ。私が乗った感じでは、マフラーが車体下にあるせいか重心が低くて車体が倒れにくいようで、リーンイン気味にしないと曲がってくれない感じがしたなぁ。
でもBuellって2010年モデルが最後で生産終了するんだってさ。また1つブランドが減った…。
2010年12月27日(月) | - 脳と心 - |
メンタルヘルスマネージメント検定なる試験を受けた。
今回の勉強で知ってるようで知らないメンタルの知識を得た。
・心の病気=うつ病とは限らない。
・うつ病になる人=ダメな人 という世間の誤解。
・薬による治療は別に特別な事じゃない。胃が痛ければ胃薬を飲むのと一緒。
脳も1つの臓器であると考えれば、精神を病むというのはただの臓器の不調と捉えることも出来る。
ってことは攻殻機動隊の電脳化した人ってのは、心が疲れることはないのかな。逆に電脳が故障するとうつ病になったりして。
[日記拍手]
> ハーレーもVツインだぜよ? ドカは憧れるねぇ。696くらいで良いから欲しい気もする。長距離ツーが不安で仕方が無いけど。
ハーレーは興味ない。私は999と749が一番好きなバイクだけど。ドカって乗りこなしが難しいって聞くけど、試乗した限りではそうは思わなかった。直4エンジンに慣れきっている人にとっては違和感のあるバイクなのかも知れませんな。
けど、おっさんライダーになったらスポーツバイクはしんどいかも。モンスターあたりで走りまくりたい。AIRの晴子さんみたいに。
2010年12月26日(日) | - アルプス伝説 - |
年賀状書かねば。
とりあえず嫁の分を印刷する為に、押入からプリンター、MD-5500を出す。知る人ぞ知るアルプス電気最後のインクリボン式プリンター。10年くらい前に買ったものだが、実は今年の5月に販売終了した。残念というか、10年以上売っていたのが驚き。
買った当時はインクジェットプリンタが嫌いだったのでこれを選んだのだ。デカール印刷もできるってんでモデラー向きじゃないのと思っていたのだが、最近はインクジェットの性能も上がってきたし、インクジェット対応のデカール紙まで出てたりするから、もう使う意味は無いのかもしれないけど、インクリボンが供給される限り使い続けてやるぞ。
とはいえ、モノクロ印刷は別のレーザープリンタを使うし、カラー印刷する機会はこの年賀状の時期だけ。しかも私は10枚程度しか出さないと来ているから、全然インクリボンを消費しない。実際、ブラック以外は一度も買い足したことが無い。
しかし最近どうもカラー印刷が綺麗に出なくなってきた。多分インクリボンが劣化してきているのだと思う。MFインクなんて昨年に続いて今年もリボンが物理的に切れたし。さすがにそろそろ買い換えないとダメだと思うが、通販なので今から注文しても年賀状に間に合うか微妙な感じ。もういいや今年はこれで行く。そして来年はこの事を忘れてまた古いリボンを使う事になるような気がするが。
そんな感じの年末です。アルプスのプリンタまだ使ってるって人いたら仲良くしようぜ。
2010年12月25日(土) | - 最近のドトール - |
雪が降りました。
月曜日に資格の試験受けるんで、マクド→図書館→ドトールと転々としながら試験勉強。
それにしてもここのドトールは禁煙でなくて場所もあまりよくないせいか、来る客みんなおっさんおばさんばっかだな…。後ろのおっさんがパチンコの話をしているようだが、蒼天の拳がどうとか、花の慶次がどうとか大声で話しているのはなんか違和感あるよね。
[日記拍手]
> 最近の国産バイクといえば、スクーターか大型ばかり…。魅力があって安価な小排気量のミッション車がもう少し若者にひろがれば、未来は明るい…か?
バイクどころか車だって最近の若者は欲しがらないんだとか。バイク=カッコイイと言う印象が無くなって来たのかな。対策として思いつくものはこれくらいかな。
・バイクCMの自主規制をやめる。
・二輪車は、ハイブリッド四輪車よりも燃費がいい事をアピール。
・二輪駐車場所の整備。
・バイクツーリング者歓迎の村おこしで成功した所がある事をアピール。
・減税です。補助金もあるよ。
・カッコイイバイク漫画を流行らす。
・仮面ライダーに頑張ってもらう。
[日記拍手]
> ドカティー…ん〜BMWとかもよくね?(笑)
おっさんライダーというとドカかBMって印象あるよね。確かにBMもいいけど、個人的にはVツインエンジンにこだわりたいっていうか。
2010年12月24日(金) | - イブといえば - |
クリスマスイブだからって何も騒がずにクールに装うのが大人ってモンだ。でもコンビニでチキンは買ったチキンなヤツ。
原型、やっと最後の大工事を終了。この休みでなんとか、考えないと作業できない作業を終わらせたい。いや年内に原型終わらんとなんともならん。
ところでクリスマスイブ=暴走族活性化ってなんとなく思うのは多分旧世代の人間だろう。関係ないが、いや関係あるかも知れんが、私としては若者のバイク離れが心配です。子供が自立したらいつかドカティを…とか思っているのだが、それまでにバイクメーカーが何社生き残るのだろうか。
2010年12月23日(木) | - どこへいったの俺のiPod - |
iPod shuffleが見つからん。そのうち出てくるだろうと思ったが、本格的に見つからない。どっかに忘れてきたんだろうか。
とかいいながら新しいiPod nanoが気になる。iPod shuffle並の大きさでタッチパネルによる操作系を実現している画期的な商品。実際店頭でも触ってみたけど。あの画面だとりすと表示で1画面に4曲くらいしか見えないのがちょっとね。かといって、文字を小さくしたら指でタッチしにくくなるからこの大きさが限界なんだろう。慣れればこれでも使いやすいんだろうが、ちょっと抵抗あるなぁ。
お店の人の話では、今回の第6世代nanoが発売して、逆に旧型の第5世代nanoを買い求める人も結構いるんだとか。確かに、今までのホイール操作型の最終形が前代nanoって事になるから、欲しくなるのも分かる。今回の新型nano、成功か?失敗か?次のnanoが発表される時に明らかになるだろうね。shuffleなんか、失敗して元の形状に戻ってるし。
あと気になることは、今までiPod shuffleを2台買っていて、2台とも洗濯してしまったという事。この新型nanoも油断できない。
2010年12月22日(水) | - 旅で使うスピーカと言うコンセプト - |
最近原型作業はキッチンテーブルで行う。そしてPSPで動画を流しながら作業している。しかしPSPのスピーカでは音が聞き取りにくく、どうしても音量を大きくしたくなるのだが、大きくしすぎると寝ている子どもが起きてしまうリスクが高まる事もあり、微妙な音量設定を強いられていた。イヤホンを使えば良いのだが、耳からコードをつけた状態での作業ってのは邪魔くさい。
というわけで、小さくて音質の良くて、電池で動くスピーカを探していたら、JBLのon tourってヤツが評判が良いので買ってみた。すでに廃盤になっている商品らしいがAmazonで買えた。でもなんとイギリスから郵送されてきた。時間がかかったわけだ。
大きさはメガネケースを一回り大きくしたような感じ。音を出してみたら、確かにこのスピーカの大きさにしてはクリアだと思った。そりゃ、ちゃんとしたスピーカには全然及ばないが、この大きさにしては良くやってると思う。まぁコーンの大きさだけで比較したらSonyのSRS-Z1の方が音質が良いと思うが、こっちはスピーカボックスがほとんど無い状態だから良くやってるなぁと言った感じ。嫁も音が良いねと言ってくれた。
惜しむべくは廃盤である事。現在JBLのこの手の商品は、いずれもiPodやウォークマンを直接差し込むタイプなので、その土台となるべくある程度の大きさがあり、それなりの卓上を占有する。このような小型汎用ポータブルスピーカはもう今後出てこないのかも知れないね。
2010年12月21日(火) | - もしかしたら - |
傘忘れてずぶ濡れです。
原型、なんとなく気になっていた収束点が見えてきた気がする。けどこれって分解する前と何が大きく異なっているんだっけ?
…所々で写真を撮っていかないと分からなくなる。もしかしたら、いじって元に戻して触るだけ触ったんで満足して終わってるんじゃないかとちょっと不安に。
2010年12月20日(月) | - 画面タッチという操作 - |
足の痛みが取れません。
梅田出張。ヨドバシの前で和服の人を見てちょっとうれしくなる今日この頃。久しぶりにヨドバシに行ったが、最近見る物がなくなって来たというか。
綾瀬はるかがCMしているPanasonicのGF2。画面タッチでそこにピントが合うとか、スライドバーを触るだけでボケの大きさをコントロールとか、なんか凄そうに見えるけど、元々一眼レフではピントのコントロールなんてシャッターボタン半押ししてからカメラを動かすことで簡単にできるし、ボケの大きさなんて絞り優先モードでダイヤル回すだけだ。画面タッチよりも確実かつ簡単なのだ。わざと使いにくいシステムを提案して凄そうに見せるすばらしいCM効果。
でも動画の最中にピント位置を変えたい時はタッチセンサーによる操作は快適かも。とはいえ、動画撮影の最中に画面に触るって、手ぶれしまくって無理っぽい感じもするけどなー。
2010年12月19日(日) | - 足さえあればどこへでも - |
1日中歩きました。
表面処理とかだったら疲れてても気合でカバーできるが、形状を考えるとかをやろうとすると、考えているうちに寝てしまうという事態になる。
いろいろとうまくいかんのう。年賀状いつ書こうか。
昔は年賀状をたくさん書いた物だが、ワンフェスに参加するようになってから、年賀状否定派である。結局自分の都合かよ…。
2010年12月18日(土) | - スケールの大きい話 - |
着物のサイズを本物のからきちんとスケールダウンして考えたいのだが、今作っている原型が何分の1スケールなのか正確に知る必要がある。測ったところ、身長158cmとして7分の1スケールとした。
フィギュアの場合、頭が大きいので、単に全長を測ると実際の人間よりも相対的に体が小さくなる。なので、頭は人間サイズに置き換えたときの身長とするべき。頭のてっぺんよりもちょっと低い位置から足先までを身長として考える。
大体、世の中に出回っているフィギュアって1/6って書いてある物は1/7くらいで、1/8って書いてある物は1/10くらいしてバラツキが大きい。正確にスケールダウンなんか元からしてないのだろうが、正確に考えたい時は頭のサイズと体のサイズ、どちらを基準にするのかってのが影響してくると思う。
2010年12月17日(金) | - 早く - |
時間が…。でも前に進んでいるなら焦る必要は無い。…か?
2010年12月16日(木) | - 奮起 - |
最近は着物関係の雑誌を見るのが楽しくて。キモノなでしこ と 七緒 を買ってきた。巻頭グラビアを見ているだけで色々奮起してくる。早く完成させて次を作りたい。
話変わるけど、RAW現像が快適に出来るマシンが欲しい。core i7のマシンとか。ソフトの作りにも問題があるんだけどな。SILKYPIXなんか、時間経過と共に徐々に画像が細かく処理されていくようになっていて、処理の途中でもパラメータを触れる。大まかな色合いをみたいだけなら、ストレス無くいじれるんだけど。Sigma Photo Proはまずは仮現像し終わらないと、パラメータ変更できないので、ここでの待ち時間が大きなストレスになるんだよな。ここら辺は、有料ソフトと付属ソフトの差かもしれんが、もう少し作りこんでほしい所。
あ、そうかフィルムを使えば良いのか。
2010年12月15日(水) | - フィルム使いたい - |
忘年会でした。
アスティア100F終わるのか。
http://fujifilm.jp/information/articlead_0066.html
唯一無二のフィルムだったのだが…。まぁ確かに私自身もこのフィルムは使ったことが無いし、実際需要少ないんだろうね。今リバーサルを使っている人はやっぱ風景撮影の人の方が多いんだろうな。だから人物撮影向けのこのフィルムを使う人も減ったと。ていうかこのフィルム高いしね。
それにしても今後のご使用推奨品がプロビアってのはどうなんですかね。アスティアに似てるのはセンシアIII100だと思うけどな。まぁでも。フジのリバーサルはいずれプロビア1つだけになるんだろうな。まぁ、私自身プロビアの発色が一番好きだからそれでも良いんだけど。
そういえば最近フィルム使ってないな。子供が生まれたら写真を撮る機会が増えると思ったら、屋外で写真を撮る機会はむしろ減ったというこの状況。
2010年12月14日(火) | - 大工事 - |
気合入れて原型に歯を入れていたら、アートナイフプロの刃が折れた。デザインナイフの歯は折れても、アートナイフプロの刃が折れたのは初めてなので、ちょっとビックリ。
今日はいろんな所を切り刻んでまたくっつける作業。タミヤのカッターのこが大活躍ですよ。ノコギリに関しては、これが一番使いやすいですね。なかなかこういう小さくて切れ味の良いヤツって他にないわ。
原型は変わった。良かったか悪かったかは別にして、これまで何となくモヤモヤしてた物がスッキリした感じ。何が良くないのか分からずチマチマ試すのは時間がかかるが、こう変えなければならないと方向性が決まっていれば、どんなに大変な作業でも一気に終わらせられる気がする。
2010年12月13日(月) | - つぶやき - |
本当は図で示さないと何を言っているのか分からないと思いますが、昨日までの覚書。
着物というと布地に絵柄を描くという独自の文化があるのだが、ガレージキットでこれを採用するのは無理がある。もちろん塗装で頑張れば出来なくは無いが、ガレージキット本体には塗装が無いわけで、塗装は商品の価値と無関係である。私は塗装の凄さを誇示したいわけではなく、あくまで和服の形状の美しさを見せたい。だから撫子さんは無地にした。今回の時乃も同様に考え、無地を前提に色は何にしようか考えてきたが、どうもどれもしっくり来ない。いっそ無塗装で完成としてしまうのも一案かと思ったが、それを手抜きと思われないだけの説得力を得るには、また少し違う何かが必要な気がするのだ。
そんな事を色々考えた結果、ストライプ塗装をすると言う結論に至った。ストライプなら、マスキングテープで簡単に塗装できるし。けど、これが実はクセ物。単純なパターンを表面に描き込むと、シワ表現のウソが露呈してしまう。完成間近の原型に鉛筆で縦線を描き込んだら、いろんな所でパターンが不連続になってしまい、愕然とした。とはいえ世間のフィギュアだって、プリーツスカートにチェック模様を描くとパターンが破綻する物が多い事を考えると、そういうところをキチンと考えている人は少ない。しかし、それならなおさら私だけはパターンが破綻しないフィギュアを作って世に送り出すべきなんじゃないのか。縞模様の着物を着たフィギュアを言うのは今まで見たことが無いし、出せれば注目してくれる人もいるんじゃないのか。
というわけで、再びシワを修正。なんとか縞目が全て真っ直ぐに描けるレベルにまで到達したが、また問題が。和服は反物から作るので、肩幅、袖幅、下半身の背中心〜側面の縫目の幅は全て同じになるから、縞の数も同じになるはずだが、そうならなかった。もちろんこれまで和服の構造を理解して作ってきたから、この辺は気をつけて来たつもりだったけど、肘から手までの所で複雑なシワを作った結果、その沿面距離が伸びすぎた。とはいえ縞目は真っ直ぐ成立しているので、和服の構造と着付に詳しい人でなければこの間違いには気づかないと思う。これで妥協するのも1つの到達点と言えよう…。が、一旦それに気づくと、体のバランスそのものがおかしいような気がしてきて、自分にOKが出せなくなった。もう少しだけいじってみよう。
単に袖と肩の縫目のラインを変えるだけで出来そうな気がしたのだが、ここで新たな事に気がついた。12月2日の日記で、フィギュアは人間よりも体が反ってる事を書いた。これから肩の位置をもっと人間に近づけるために前方へと動かしたのだが、まだそれが足りないようだ。フィギュアの上半身がふんぞり返っている理由は、セクシーに見せるためだけじゃない。頭のデカさをごまかすためだ。頭が大きいということは、顔面はそれだけ前方に飛び出る事になる。その不自然さを抑えるために、アゴを引き、肩も後に引く事で、胸と顔の位置関係を保っている。その分肩は後に飛び出るが、それは体を反らしているように見せることで後姿の破綻を防いでいるのだ。
しかし和服でそれをやると衿が抜けず、うなじの辺りが奇麗にならない。そこで首だけは前に倒して後姿を直した。肩も多少直したが、まだ現状は人間に比べると後方にある。一方、手を前で合わせている今回のポーズは、必然的に肘は前に出る。後方に伸びた肩と前方に出した肘、その結果として二の腕が長くなっていた。これが縞の数が合わない理由だったようだ。もちろんその辺りのデッサンは服を着せる前にキチンと見たつもりだった。しかし、そのまま着物を着せると袖が奇麗にならなかったので、少し肘位置をいじった事があった。その時に破綻したのだと思う。それでも、これまで不自然には見えなかったから、これまではまぁOKだろうと思っていたのだが、今回のストライプ描き込みで、その部分が露呈する事となった。
これを解決するには肩を人間並みに前に出すしかない。が、それだけ顔も前に出る事になるが、大丈夫だろうか。それが不自然に見えないギリギリの位置を見つけ出す必要があるる。明日はそれをやろう。
ところで、前回のワンダーショーケースの「デュオアラ」ってヤツ。一目見た時から頭が妙に前に出ているのが気になっていたのだが、これが何かの啓示だったのではないかと思う。ワンフェスが終わったあともこんなにも気になったワンダーショーケース作品は無いよ。だけどワンフェス当日、販売されてた3体のうちこれだけが売れ残っていたのもまた、気になる。
2010年12月12日(日) | - 時間も取れんのに - |
また原型を破壊。少しでも気になるともう許せなくなっている自分。どこまで自分に厳しくできるかってのも1つの実験かもね。
さぁみんなも衣服に格子模様を描いてみよう。
[日記拍手]
> 話自体違いますがゲーム版もなんかよく解らない内容でした。
あったねPS版。なんかゲームなのかどうかも良く分からない内容のようで、興味なかったですわ。なんかいろんな意味で凄いゲームらしいけどね。
2010年12月11日(土) | - 記憶なんてただの記録 - |
lainのシナリオブックが復刊。のニュース。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51106298.html
今でも人気あったんだね。ちなみに私も好きなアニメで、初めて買ったDVDがこれだったと思う。でも内容はイマイチよく分からないアニメなので、万人にオススメできる作品じゃない。それなのに復刊されるってのは、それでも好きな人が多いって事だよね。
けど、このアニメに出てくる映像やセリフは未だに時々思い出したりするから、いろいろ影響受けたのは間違いない。特にサイゼリヤに行くと何だかサイバーな気分になったりしたりね…。あとBoA(韓国の歌手ね)の名前を見るたびに、lainの主題歌歌ってたヤツはどこへいったのか気になったり。
まぁ実は、原型製作しながら流すDVDはこういうちょっと難解なやつの方が集中しやすいから持ってるってのもあるけど。この作品は、当時製作者が本気になって作ったが故に、いつまで経っても色あせない作品の1つだよな。
2010年12月10日(金) | - おれは生きてるぞ - |
葬式、会議、宴会と目白押しですよ。
宴会は2次会まで行った。楽しかったからいいか。色々と大変だけど、忙しい時の方が生きてるって感じがする。
で、帰ったら嫁がくたばってた。明日は原型するぞー。
2010年12月9日(木) | - 往生しなっせ - |
いきなり通夜でした。
今回は受付をやることに。葬式も大分慣れてきたけど、香典を受け取るシステムは葬儀屋さんによって異なる…というか、年々変わって言っているような気がする。そのうち電子マネーとかで払えるようになったりして…。
通夜といえば、最後にお坊さんが有難い講話をすることが多いですが。今回の話は「生前」についてだった。
「生前はお世話になりました」なんてよく言う。対して赤ちゃんには「生後1年」なんて表現をする。なんかおかしいよね。「生前」でいう「生」とは、「往生」と言う意味。「往生」は「生へ往く」と書くが、ここで言う「生」とは極楽浄土のことらしい…。
ふ〜ん。じゃ「生前」ってのは仏教用語なのね。キリスト教の葬儀のときに言っちゃだめなのかな。
そしてなんとなく私の頭の中には「怒首領蜂大往生」が浮かんでは消えていた。
http://www.cave.co.jp/gameonline/daioujo/
最近Xboxに移植されていたのか。知らなかったよ。
2010年12月8日(水) | - 高感度に好感 - |
夜の行事を撮影する必要があって、気合入れてストロボを2台も持っていったのだが、ISO3200と大口径レンズで普通に手持ちで撮れてしまったという結果。5Dバンザイ!
EOS 1Dが欲しくなった。
[日記拍手]
> そんで高いところにスピーカーを置くと、コード引っ張って落ちてきちゃったりでこれまた大変で(我が家には前例があります) お子さんが活発に動き回るようになるとフィギュア製作道具なんかもたくさんの凶器に早変わりしてしまいますね…
フィギュア道具は小さなお子様の手の届かない所に置いて下さい。
もっと気になるのは、真鍮線を切った時にどっかに飛んでいってしまって行方不明なっちゃった時。
2010年12月7日(火) | - 天井から吊るせばいいんだろうけど - |
机の下に目立たないように置いてたスピーカー。子供がそこまでハイハイし、ネットを外して中のコーンを触っていたと嫁から報告。
恐れていた事が…。幸い壊れてはいなかったようなので、スピーカの位置を変更した。スピーカーコーンって音が出る上に壊れやすいので子供が真っ先に壊しに行く部品だと思う。そのためにネットがあるわけだが、これもチャイルドロックみたいな機能がいるんじゃないかなーと思ったりした。ま、外れないように紐で縛っておく程度でいいだろと言えばその通りだが。
2010年12月6日(月) | - 人生はバランスだ - |
1箇所修正すると、それに連動してあそこもここもと修正したい所が現れてくる。
歯の噛み合わせが悪いと、あごのバランスが崩れて、そこから体のいろんな所のバランスがおかしくなって大きな病気を引き起こすなんて話を聞いた事があるけど、そんな感じかもね。そう考えると、整形手術で1部だけ変えるなんて行為は、どうしても体のバランスに無理が出てくるのかもなぁ。
1個の原型作るのにこんなに修正を繰り返したのは初めてなんだが。ここらでもう1回最初から作り直したら良いものができるんじゃないかと頭をよぎる。
2010年12月5日(日) | - 日曜な原型 - |
ダスキンの無料レンタルを試す。削りカスが綺麗に取れていいなー。そして何よりモップを使うとなんかメイドさんになったような気分になる。
新しいファンドを開封した。前使ってたヤツがなくなると同時にちょうど原型を完成できたと思ったんだけどなー。ま、高々550円のものをそんなに言う事もないけど。
原型いろいろ修正した。これでOKなのか。なんだか分からなくなってくる。
2010年12月4日(土) | - 充電池あれこれ - |
家帰り。
注文してたSUNPAKのストロボPZ42Xが届いていた。早速試してみたところ、純正のEX430と大差ない。購入価格は価格com比較で純正の半分。これで十分です。純正に出来てコイツにできないのは、後幕シンクロ、ハイスピード発光、スレーブ発光のみ。これらの機能が必要と思ったら純正を買い直すことにする。多分、必要にならない。
さて、早速手持ちの単三電池を充電して使ってみたのだが、数回発光しただけで動かなくなった。どうも電池が寿命かもしれん。私が持っているのはパナループって呼ばれていたやつで、エネループのPanasonic版のヤツ。どうも寿命が来たっぽい。1000回も絶対使ってない。長期的に放置した期間があったとはいえ、早くないか。
新しく充電式エボルタ買ってくるか…。エネループの方がデザイン的に好みなんだけどな。充電器を買い直してまで乗り換える気はしない。本当にエネループの方が劣化に強いっていう事実があるなら乗り換えるけど。
[日記拍手]
> フィギュアや置物、仏像、飾って違和感を感じるのは、単に認知度の差でしかないと思うが…。飾りやすさは見た目の安定感(片足で立ってるとか)とか部屋との色調和の問題じゃないかな。アジアンテイストな置物も置く場所選ぶし。
なるほどねぇ。例えば日本とは全く文化の異なる民族が作った人形は、非常に違和感を感じるけど、その独自性には強い興味感じるものもある。フィギュアも、一般社会と異なる文化を持つ民族が作った人形と考えれば、それなりに味のあるものに見えるかもよ。外国でオタク文化が高く評価されているのはまさしくそんな感じかも。
昨日の日記では、ジャンルにわけて考えるなと書いたけど、逆に徹底的に別の文化と考えてしまうことで新しい見方ができるかもね。
2010年12月3日(金) | - あっちこっち - |
泊り込みで組合の仕事。
仕事で大阪に行ってから、また逆方向の神戸西区の方へ。ヨドバシ行きたかったー。
[日記拍手]
> 失礼しました。拝読して、いわたさんの意図が私なりですがよくわかりました。コメントしてよかったです。
[日記拍手]
> あと、当たり前といわれればそれまでですが、マイセンやリヤドロのフィギュアは客間に飾れるけれどアニメフィギュアは飾れませんよね。そこにこのジャンル特有のプライベートな社会的性格があると思いますし、自ずと表現にも直結してくると思います。逆に言えば、このジャンルの作品は客間に飾れるようであってはならないのではないでしょうか。脱線気味ですいません。
客間ってのが微妙な表現ですね。日本間か洋間かでも違うし。
ワンフェスを主とするフィギュア文化って昔よりも裾野が広がって、フィギュア好きと言ってもいろんな人が現在います。例えば女性原型師なんて昔は考えられなかったでしょ。それだけ多様化しているわけで、客間に飾れるフィギュアがあったって別にいいと思うけどねぇ。
フィギュア文化=オタクなので、どうしても世間一般の美の基準と自分たちは違っていて、劣等感を感じる部分と言うのが根本的にあるような気もするけど、別にフィギュアだって立体表現物の1ジャンルに過ぎないわけで、別の業界と線を引いて考える必要なんて無いと思います。銅像、仏像、フィギュアとか全部同じ仲間として私は考えたいんだよね。それぞれ作られた目的は違うがやりたい事は一緒のような気がする。
2010年12月2日(木) | - 胸を張れない話 - |
嫁と喧嘩。でも原型はする。
あとは表面処理だけだと先月の時点で思っていたが、いろいろ気になる点が出てきて再び改修している状態。顔を上に向けるに当たって首の位置も気になる。フィギュアは全般に、女性らしさを強調するために背骨のS字ラインが極端に曲がっている。結果として、ふんぞり返ったように胸を張って状態になっていて、その分、首は後方へずれる事になる。
和服の場合「衿を抜く」事でうなじから背中が少し見せる事で色気を演出したりするのだが。上記のふんぞり返った状態だと、これがうまく行かない事が分かった。正面からはいいのだが、側面や背面から見るとなんか違和感を感じる結果となる。よって、今になって上半身を前に倒すように変更を行う事にした。
今回は骨格の修正が多発している。素体から衣服を乗せていく方法で作っているはずなのだが、現実とは違うフィギュアの骨格は、洋服なら問題なく見えるのに、和服だといろいろと問題が発生する。フィギュアの骨格と現実ってこんなにも違うのかと驚くと共に、人間の目って意外とアバウトなんだなと言う事に気づく。
[日記拍手]
> いわたさんかもしれないしコタツガさんだったかもしれないけえれど、過去のblogに、アニメフィギュアは芸術系の彫刻より表現において遅れていて、それを指摘する人がたまにこちらの世界に現れて何か示唆を与えて2,3年で去ってゆく、という一文を見た記憶があります。あと、すばらしい奥様ですね〜
私はそんな事を書いた記憶はないですよ。表現の世界において、遅れているとか進んでいるっていう言葉は適応できないと思いますけどね。現代美術が古典美術よりも優れているってわけでもないでしょうに。むしろ彫刻なんて、裸婦像ばかりでほとんど代わり映えしなくて、表現としての幅としてはフィギュアよりも狭いような気がしてならないけどね。
私はここ最近、現実の人間とフィギュアの差に気づいていろいろ書いてますが、別に今のフィギュア表現がダメだと言っている訳じゃないので誤解の無いよう。ただ私自身は、フィギュアとリアルの中間地点あたりに着地したいなぁ、と思っているだけです。
2010年12月1日(水) | - 上を向いて歩こう - |
原型いじり。
顔をもっと上に向けることにした。最初の構想では、手を胸元にやって顔はうつむき気味で、おとなしそうな子のイメージを出そうと思っていたのだが。やっぱり顔が下を向くと、顔が良く見えず、魅力が半減する。
どのフィギュアにも言えることだが、フィギュアを鑑賞する場合、普通は自分の目の高さよりも低い位置に置くだろう。そうなると顔は良く見えないし、顔面にも光が当たりにくい。しかも、フィギュアの顔の形状は本物の人間とは異なっており、斜め上から見るとイマイチきれいな形に見えない。
このことから、フィギュアの顔は下を向けるなと言うのが、私の持論なのだ。でも今回は半身像で大きめサイズと言う事もあって、うつむきフィギュアが出来るかなと挑戦してみたが、やっぱダメだったみたい。
ところで、待ちで見かける女性は、結構肩が丸まっていて猫背な人が多い。これって自分では気づいていないんだろうなぁ。
あと、首が長いと美人に見えるよね。以前、凄く首の長い人を見かけたが、なんだか妖精のように見えた。このフェティシズムを推し進めたのが首長族なのかなぁ。でもフィギュアで首を長くして魅力を表現しようとすると、デッサンがおかしいとか言われるんだろうな。モディリアーニの絵なんかは明らかに首が長いけど、それを下手と言う人はいないわけだが、フィギュアにおいても同じようなレベルに持っていくことは可能なのだろうか。
なんだか最近、アニメ顔フィギュアの限界みたいな物をいろいろ感じるなぁ。