'02冬 ワンダーフェスティバル 出品作品
初の座りフィギュア。 イベントでフィギュアを見る場合、見下ろす格好になることから、上を向いたフィギュアを作ろうとしたのが目的。 立ちポーズよりも写真に撮ったときの表面積が多いという点も座りフィギュアの利点です。
ときメモ2ぱずるだまのOPで一瞬出る写真がモチーフです。 あっかんべーの表情という、一般的なフィギュアでは見かけない表情をあえて作ろうと試みました。
光の髪の毛はこれで3回目ということで、自分なりの最終解釈を出しています。 パーツ6分割による3層構造で、後ろの髪を表現していますが、このポーズだとあまり目立ちません。 多分買った人だけしか分からないんじゃないでしょうか。
2枚重ねのワンピースの存在感を出すために胸元でのパーツ分割をワンピースの境目で分割し、さらに肩紐を紙で製作することで2枚のワンピースを完全に分離しています。 スカート部分は中身を完全再現(笑)するために、脚を入れてからスカートを組み立てるという難しい組み立てをあえて強要しています。
また、小物等を作り、情景描写も図ってみたりしています。 バッグの紐もレジンでは抜けないことからプラ板での自作を推奨しています。
地味な服装でありながら、かなり細部にこだわった作品でした。
但し、この小ささのため、見ただけではそのあたりが伝わらないのが難点です。
HINOMOTO HIKARI SECOND |