ワンフェスは「何でもあり」的なところがあり、その魅力は様々。 とりあえずここではワンフェスの代表的な魅力を挙げてみましょう。
ガレージキット即売会
ワンフェスのメインはコレです。 プロアマ問わず、それぞれが思い思いのキットを作成し、販売します。 コミケなどにおける同人誌即売会と違うところは「複製も自分たちの手で行う」というところと「著作権元から販売許可を得ている」というところです。ガレージキットは原型をシリコン型で型取り、樹脂を流し込んで複製します。 もちろんその作業は手作業。 それ故数は作れず、どうしても少数販売となり単価も高くなります。 それでも人気ディーラーの作品は開場後1時間以内に完売してしまうという凄さ。 目的のブツを手に入れる為、徹夜で会場に並ぶ人もいるぐらいです。
また、ワンフェスでは当日版権というシステムを取ることで、ある意味「オフィシャル」として販売できるという魅力があります。 しかし、それ故ディーラー側にとっては手続きが面倒で、今人気のキャラがすぐに販売できない(半年かかる)という欠点があるのですが、やはり認められた物のみを販売しているということは、いい加減な物は販売できないということで、イベントのレベルを高い物にしています。
もちろん、既存のキャラのキットではなく、全くのオリジナルのガレージキットもありますので、そういう物を見つけるのも楽しみの1つです。
イベント限定&先行発売
ワンフェスはアマチュアなどの個人ディーラーの参加だけでなく、ガレージキットメーカーもディーラーとして参加します。メーカーのブースでは一般発売されているキットに加え、一般発売前のキットを先行発売することがあります。 発売前のキットを手に入れることが出来ると言うことで、毎度開場直後に長蛇の列が出来上がります。 しかし、たいてい買っていく人はすぐには作らないので結局一般発売した後に買っても同じなんですけどね...。 ま、「手に入れること」が積んどくモデラーの喜びですか...。
また、ワンフェスでしか売らないイベント限定キットと言うのもあったりします。 コレはたいてい既存品の透明レジン版とか、オマケが付くとかのちょっと変えただけの物が多いのですが、それでもやはり限定という魅力がマニア心をくすぐりますね。
グッズ販売
ガレージキット以外の販売もあります。 主に中古のプラモデル、アメリカンフィギュア等のTOY、UFOキャッチャーなどのプライズ物などが多いですね。特にプライズ物は、取るのが苦手な人や、大きなゲーセンのない地方民にはありがたいもので、私も活用してます(ときメモ系)。
コスプレ
この手のイベントに欠かせないコスチュームプレイ。 コミケ等でもおなじみの企画ですよね? ワンフェスの特色は規制がほとんどないということ。 そして「濃い」ことです。規制がないという点は全国のコスプレイヤーの間でも評判らしく、ある意味「もう一つのイベント」といえる存在とまでなっています。 会場では、専用スペースが設けられ、コスプレイヤーとカメラ小僧でにぎわいます。
ワンフェスの特徴は、ロボットなどのメカ物のコスプレがある、かなり古いキャラやものすごくマイナーなキャラのコスプレが堂々と存在できると言ったところでしょうかね?
この分野は私は専門外なので詳しくは語れませんが...。
イベント
ワンフェスではそのイベント内で小さなイベントが行われます。 主な内容は「模型コンペ」「ミニコンサート」「映画などのプロモーション」などでしょうか。 98冬のWFではトークショー、ミニ4駆大会なんてのもありましたね。
その他
そのほかには工具や材料のメーカーが出店していたり、ゲームメーカーが新作ゲームのプロモーションをしていたり、内容は様々。 会場内を見て回れば、きっと面白い物が見つかりますよ。