前回のワンフェスを持って、合同サークルとしての「らくがき塗料箱」は解散。
このHPで知り合った人間が、明確な「仲間」としての意識を持ち、同じ目標に向かって行動したこの数年間は非常に楽しかったのだが、私は最近、少しフィギュアに対する考え方が落ち着き始め、造形に対していろいろ考えるウチに1人で造形に集中したいと思うようになってきてた。
勝手に解散となるとメンバーには申し訳ないなーと思ってたら、同時期にこのHPとは色々と縁のあるアルピーヌさんが独自にディーラーを立ち上げた。 そこで、私以外のらくがき塗料箱のメンバーを、アルピーヌさんのメンバーとして参加してもらえばとりあえずは迷惑はかからないかなと思った。
ちょっぴり自分勝手だと思ったけどね。 まぁ...自分の環境を整えないと、いい作品も作れないしさ。 会社が倒産して従業員を他社に引き渡す時の社長ってのはこんな気分なのかなとちょっと思ったり。 まぁ、生活かかってる物でもないので、きちんとワンフェスに参加出来ればそれでよいかと思いますが??
そんなわけで、らくがき塗料箱は解散、というより、私1人となった。
また、さらに、今後は当日版権を必要としない物しか作らないと言う考えから、イベントに対する緊張感はなくなった。 作りたいときに作って、売る準備が出来そうなときにイベントに参加すればそれでいいんだから。
で、今回のワンフェスは余裕を持たせて新作はナシ。 らくがき塗料箱はワンフェスには参加しない方向だったんだけど...。 やっぱ、セーラーさんは再販したいかな。 前回のワンフェスで売ったセーラーさんをWHF神戸で再販をしてみたら、確かな手応えだったし。 けどセーラーさん一品のみで参加申し込みをしてしまうと参加費負担が凶悪。 だから結局、アルピーヌさんのところに委託販売として作品だけ置かせて貰う事にした。
しかしちょうどアルピーヌさんとこで欠員が1人でてしまい...。 私は代理として普通にブース内に入る事になった。 結局私のディーラーとアルピーヌさんのディーラーが合併統合という形になったわけ。 なんか最近の銀行みたいな結果だが、全員このHPがキッカケで知り合った人たちであり、それが1つになるのは自然であり、合理化なのかも(これまた流行りの文句)。
アルピーヌさんのディーラー名は「Team30」。 その意味は、メンバー全員が30代であることらしい。 「じゃぁ私は不適合じゃん」と見栄を張ったら、てきとぉーにスルーされたような気がする。 割り込み参加させて貰っといてナンだけど、なんか恥ずかしい。 まぁ、もうすぐ適合だけど。
Team30 メンバー構成
とうわけで、ワンフェス前日。 セーラーさん20体を紙袋に詰め、東京へ出発。 …で、夕方4時半、秋葉原に降り立つ。 微妙に雨だった。
今回もアルピーヌさんの家に泊めさせて貰う事になっている。 そして同じく非関東圏から参加している、みずさんも今日アルピーヌさんの家に泊まることになっている。 しかし準備がうまく進んでいないらしく、もうすでにアルピーヌさんの家で関東在住のメンバー、はぁ〜さんとyoshizさんを集めて、必死で共同作業を進めているとのこと。 私は夜から加わるという事にしてもらい、とりあえず今は秋葉原で適当に買い物(電気関係)をしていく。
夜になったので秋葉原を去り、銭湯でひとっぷろ浴びた後、アルピーヌ邸へ。 同時に、はぁ〜さんとyohizさんは帰宅。 ちょうど入れ替わる形になった。
現状確認。 なんか、今夜中にあと2体色を塗らなければならないとかいう、かなり終わってる状況 。 私は1体受け持つ事になり、この時点で十分な睡眠時間は取れないことが決定。 とは言え、泣いてもいられない。
他人の作業場は効率が悪い。 何がどこにあるのか分からないから。 いちいち「○○はどこにあるのー?」って聞かなければならないからイライラするって。 しかも部屋は人と物でいっぱいで、1m動くにもかなり気を遣う。 そのため目につく材料と道具だけで作業を進めるようになってしまったから、かなりめちゃくちゃである。 ここまで来るともう意地だ。 絶対終わらせて、寝る! 明日、イヤ明後日の仕事が辛いもん。
…午前4時。 とりあえず手抜き作戦で色乗せるだけ乗せた。 あとは目の塗装だが...。 目の前にエナメル塗料が見えなかったのでやる気消沈。 後はよろしくと無責任にベッドの中の空いてるスペースに横になった。
縮小するとアラが見えない。 |