起床。 アルピーヌさんの車で会場へ。 待ち合わせ場所でひろみかんさんをひろって、そのまま搬入口へ。 のぼるさんは少し遅れてくるとのこと。

　搬入作業も慣れたもの。 何事もなく準備完了。 今回はしっかり睡眠を取っていることもあり、体調は万全。 開場前偵察を行う。 とは言え、この会場全体を歩くだけでも結構な時間がかかるため、全ての展示物をチェックできるはずもない。 だけどまぁ、Ｃブロックの方に、どれくらいガレキブースがあるのかという位置情報くらいはチェックすることが出来た。

　全体としては、いくつか注目すべき作品はあった物の、絶対欲しいと思う物も見つからなかったので、とりあえず開場奪取はヤメ。 しばらくおとなしくしていることにした。

　開場。 例によって席に着けコールが叫ばれる。 今回は首から提げているディーラー証にブロック名が色分けでわかりやすく表示されているから、違うブロックのディーラーがウロウロしていたら、委員会に報告せよとのこと。 なんだか回を重ねるごとにイヤらしくなっていくな。 何度も言っているが、根本的な問題は開場前行列そのものではなく、一般入場者が絶対買えないと言う状況だと思う。 行列だけ禁止したって開場直後に走るだけで、逆に危険だと思うぞ。

　で、４分ほど遅れて開場。 みんな走る走る〜。 ウチは予想通り誰も来ず。 しばらくぼんやり過ごす。 …が、あまりにもヒマなので、自分とこより西のブースだけとりあえずウロウロ。 巧いのも結構あった。 凄いと思う物もあった。 でもやっぱり買おうとは思えなかったな。

　ところで、今回私はこの後直接出張のため、上着こそ着ていないがスーツ姿だったりする。 この私服ばかりの人混みの中で、この格好は何か違和感あってなぁ。 なんか周りの人の自分を見る目が微妙に違うような気がした。 業界関係の人間に見えたかな。

　昼を回った。 毎回恒例昼集合の時間。 今回揃ったメンバーを見てみると、原型製作サイドの人間だけが集まったと言うことに気づいた。 最近ウチはガレキフィニッシュに関しては全く無関心なＨＰになりつつある。 そんな傾向の表れかも知れない。 そんな気がした。 最近単なる日記サイトに成り下がってる気がしてるし、なんか動きを見せないと、そのうち本当に誰も来なくなるような気がしてきた。 けど、それはそれでいいかも知れない。 時代は常に流れているのだからね。

　さて、昼集合が終わったら、本格的に全体を回っていく。 いつものパターンやね。 いろいろと注目作を写真に納めて行った。 注目作...というのはまぁ、作風とか、テクとか、自分の作品に取り入れたいなぁと思う部分を持ち合わせた作品のこと。 会場で感じ取ったことを忘れないように記録していると言った感じかな。

　作品の傾向として、ディスガイアのキャラ、特にエトナが多かったような気がするな。 しかもどれも結構イイ出来。 原作の画風がリアル志向ではないが、フィギュアという立体物として比較的とらえやすい絵だからだと思うけど...なんか日本一ソフトウエアのキャラクターってフィギュアに合うよなー。 エロゲーばっかりという最近の傾向も、少しずつだけど変わってきているのかな。

　あと、ウチでひろみかんさんが出していた、湯浅皐月もちらほら見かけた。 これも結構出来がイイのがそろってたような気がする。 ゲーム知らないけど、結構フィギュアとしてのまとまりがイイキャラだと思うな。

超級覇王電影団！ プレネール これもディスガイアのキャラ。今回のワンフェスを代表するフィギュアだと、密かに思っていたりして。	WORKS札幌 こより 実は前回の再販。やはりメイドはいい。今回気になりまくった作品。

　今回、イベント内のイベントや、ワンダちゃん○○とかが無かったため、なんかこう盛り上がりに欠けた感じがしたな。 自分としてはどうでもいい分野なので問題ないのだが、これはこれで寂しい感じはするね。 とはいえ、WHFとかで売れ残っていた作品も、このワンフェスでは結構売れていたようで、やはり会場全体の購買意欲は他のイベントの比ではないと思った。

　さて、自分ブースに戻ったら３時くらい。 そろそろ撤収準備を意識しながらブースを整理しつつ、見落としのないようにウロウロしたりして４時まで過ごす。

　で、４時になったので撤収。 閉場は５時だけど、この後の出張のためだ。 みなさんごめんなさい。

　撤収作業は今までになくハイスピード。 事前に片づけられる所は全て片づけておき、４時で販売を中止。 そこから提出物関係を一気にすませ、去るまで15分。 過去最短撤収時間を更新しました（笑）。 さすが11回もやってると慣れるね。

　みんなに別れを告げ、会場を後に。 オフ会の幹事はアルピーヌさんに任せた。 盛り上がってくれると嬉しいな。

　ビッグサイトを１人で去るのは結構寂しい物がある。 考えてみたら、初めての経験だったかも。 りんかい線、モノレールと乗り継いで羽田空港には出発１時間半前に着いた。 もう少し会場にいても良かったかな...。

　この後、出張先に着き、そのまま翌朝の10時まで徹夜。 ワンフェス直前の徹夜はあっても、ワンフェス直後の徹夜なんて未体験ですよ。 ほとんど拷問だと思ったさ。 ワンフェスの余韻は見事に仕事に打ち消され、何事もなかったかのようにまた日常に戻されてしまったのであった。