仏滅さんのレビューです(感謝)。
この度、G-PORTから発売されている竜人さんのしおりん(ビキニ版)を製作いたしましたのでレビューをアップしたいと思います。 私にとってしおりんがどういう女の子なのかは、制服版のレビューの方に書きましたので割愛いたします。
・「2つの憧れの交錯点」を造る〜ビキニ編
パーティングラインの処理、離型剤はがし、サフ吹きといった工程でやったことは、制服版と大差ありません。 しかし、もっとも時間を費やしたのは前2工程でした...って、この点も制服版のときと同じでしたね。
ここまでくると、このキットは「崩し体育座り」とでもいうべき複雑なポージングで造型されているので、どこにどのパーツがくるのか入念にチェックの上、仮組をして塗装の順番を考えます。
今回、私はパッケージ写真とは異なり、もう少しこった塗装に挑戦してみたいと思いました。
そこで決まったのは、私がもっとも好きなメカの一つである、京王線の6000系車両のイメージを取り入れた、「アイボリーに燕脂色の縁取り/ブラジャーの紐」という塗装でいくことに決定しました。
使用塗料と塗装の順番は以下の通りです。
塗装完了後、仮組のときのパーツ構成を思い出しながら、エポキシ接着剤でしっかり組み立てます。
これで完成です。
この「崩し体育座り」のポーズは、制服版と打って変わってかなり大胆なものです。
最初、ビキニを着てこのポーズ取るのはかなり恥ずかしいとみたのですが、いろんな角度から見ているうちに、「どの角度から見てもしおりんの持つ美しさ、かわいらしさが見て取れる」ことに気付きました。
そんな全体的プロポーションの素晴らしいこのしおりんですが、ディテール面でも特筆に値する点が2、3あげられます。
1つは座りポーズながら贅肉ぽっこりになっていないおへそ回りです。
これはまさにしおりんが一流であることの証です。ハッキリ言って、美しいです。
他には、いかにも背後から忍び足で近付いて、こっそりはずす悪戯がしたくなるような、ブラジャーの留金です(爆)。
もちろん、現実にそんなことをしたら血も凍るような「嫌いモード」が発動すること必定なのですが(苦笑)、そう言うことをしたくなる男心をくすぐる、楽しい造型です。
ともあれ、このビキニしおりんはビキニの複雑なマスキングや接合面の処理など、ややレベルの高い工作が要求されるのですが、それをクリアした見返りは非常に大きいものがあると考えます。