G-PORT 1/7 藤崎詩織[水着バージョン]

仏滅さんのレビューです(感謝)。


 この度、G-PORTから発売されている竜人さんのしおりん(ビキニ版)を製作いたしましたのでレビューをアップしたいと思います。 私にとってしおりんがどういう女の子なのかは、制服版のレビューの方に書きましたので割愛いたします。

 ・「2つの憧れの交錯点」を造る〜ビキニ編

 パーティングラインの処理、離型剤はがし、サフ吹きといった工程でやったことは、制服版と大差ありません。 しかし、もっとも時間を費やしたのは前2工程でした...って、この点も制服版のときと同じでしたね。

 ここまでくると、このキットは「崩し体育座り」とでもいうべき複雑なポージングで造型されているので、どこにどのパーツがくるのか入念にチェックの上、仮組をして塗装の順番を考えます。 今回、私はパッケージ写真とは異なり、もう少しこった塗装に挑戦してみたいと思いました。 そこで決まったのは、私がもっとも好きなメカの一つである、京王線の6000系車両のイメージを取り入れた、「アイボリーに燕脂色の縁取り/ブラジャーの紐」という塗装でいくことに決定しました。 使用塗料と塗装の順番は以下の通りです。

  1. ビキニの縁取り、ブラジャーの紐:赤2号(GM鉄道カラー)
  2. ビキニ本体:西武アイボリー(GM鉄道カラー)(ここで両腕を取り付けの上接合面を処理)
  3. 素肌裸出部:キャラクターフレッシュ1にクリヤーオレンジ+クリヤーでグラデーション
  4. 髪の毛:赤2号(GM鉄道カラー)+クリヤーオレンジ+シャインレッド....ここのパーツ構成は制服版のそれを踏襲したもの(パーツ自体は新しく造り起こした別物です)で、塗装のしやすさはそのまま引き継がれています
  5. ヘアバンド:銀色.....ステンレス製冷房装置きせのイメージ
  6. 白目:キャラクターホワイト
  7. 黒目:パッケージ写真を参考に黒、シャインレッド、キャラクターホワイトで塗り分け
  8. 睫毛:つや消し黒
  9. 唇:ピンク
  10. 腕輪:青竹色...パッケージ写真ではひざの陰に隠れてますが、左手の分割面をカモフラージュする重要なアイテムです
  11. ブラジャー留金:銀色
  12. おへそ(笑):クリーム4号(GM鉄道カラー)...ポーズの関係であまり目立ちませんが、私から見てビキニの女の子最大の見せ場はこれなので、ここへの色入れは欠かせませんなお、つむじの撥ね髪は、キットにパーツが入ってますが、取り付け強度に自信がもてないので、今回も制服版同様の方法で自作しています。 制服版のときよりも一段向上したものに仕上がり、ちょっと満足しています。

 塗装完了後、仮組のときのパーツ構成を思い出しながら、エポキシ接着剤でしっかり組み立てます。 これで完成です。 この「崩し体育座り」のポーズは、制服版と打って変わってかなり大胆なものです。 最初、ビキニを着てこのポーズ取るのはかなり恥ずかしいとみたのですが、いろんな角度から見ているうちに、「どの角度から見てもしおりんの持つ美しさ、かわいらしさが見て取れる」ことに気付きました。

 そんな全体的プロポーションの素晴らしいこのしおりんですが、ディテール面でも特筆に値する点が2、3あげられます。 1つは座りポーズながら贅肉ぽっこりになっていないおへそ回りです。 これはまさにしおりんが一流であることの証です。ハッキリ言って、美しいです。 他には、いかにも背後から忍び足で近付いて、こっそりはずす悪戯がしたくなるような、ブラジャーの留金です(爆)。 もちろん、現実にそんなことをしたら血も凍るような「嫌いモード」が発動すること必定なのですが(苦笑)、そう言うことをしたくなる男心をくすぐる、楽しい造型です。

 ともあれ、このビキニしおりんはビキニの複雑なマスキングや接合面の処理など、ややレベルの高い工作が要求されるのですが、それをクリアした見返りは非常に大きいものがあると考えます。

仏滅

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