仏滅さんのレビューです(感謝)。
1、はじめに〜私としおりん
数年前に某所で彼女の姿を見かけた時、「あ、中学の頃片思いしていた女の子にそっくり」と思って、ずっと気になる存在ではありました。 しかし当時自宅にはときメモをプレイできる環境がなく(コンシューマ機の保有は禁止、パソコンはMac)、どんな女の子なのかは謎のままでした。 それが一転、今年になってVirtualPCというWinのソフトをMacで使えるソフトを購入したことで、ときメモを遊べるようになったのです。
そしてびっくり!彼女は名前を「藤崎詩織」といって、高校に入って出会った勉強でどうしてもかなわなかった女の子(この子にも密かに思いを寄せてましたが、とうとう声をかけられませんでした)に匹敵する実力を持っていて、しかもゲーム中の私の幼馴染みだというのです。 そんな設定に私は一撃のもとにKOされました。つまり、私にとってしおりんは「中学の片思い」と「高校の憧れ」の重なったところにいた女の子なのです。
2、「二つの憧れの交錯点」を造る
キットを組むにあたって、まずやることはパーティングラインの処理です。 私はこれと兼用で離型剤はがしを行いました(要はペーパーがけ)。 この作業が、このキットを組む時間のほぼ6割を占めました。 要するに、どのキットでもさけて通れないこの工程がこのキットではもっとも辛い作業だったわけです(現実には、消し忘れた箇所が完成後に見つかりましたけど(笑))。
次はサフ吹きです。私は田宮の白い奴を使いました。
塗装に使った塗料は以下の通りです。
特記以外はスプレーワークによる吹き付けです。
あとつむじの撥ね髪は、φ0.3洋白線を小穴をあけてさし、瞬間接着剤を盛って形出ししたものですが、いまいちイメージをつかめませんでした。
全体の組み立ては、ほぼ全面的にエポキシ接着剤によりました。 何も悩むところはなく、快調に組み立てられました。 なお、組み立てにあたっては、所定の位置にφ2穴を開けて、そこにφ2プラ棒を打ち込んであります。
かくして完成したしおりんは、ほっそりしたプロポーション、ちょっとぶりっ子入った(爆)ポージング、すらりと伸びた脚線美、そして絶妙の丈のスカート...と、ゲーム中の彼女の能力や性格を彷佛とさせる出来栄です。 ああ、私にもっと技があれば...(涙)。