1/10 scale Resin Cast Kit
ハティ
〜 Harriet Bartholomew 〜
(C)サンライズ・ビクターエンタテインメント 原型製作&文:いわた
はじめに
このキットはTVアニメ「アルジェントソーマ」のヒロイン、ハリエット・バーソロミュー(通称ハティ)のフィギュアです。
アルジェントソーマを知らない方はコレを見ましょう。
興味がでたらレンタルで借りてきましょ。
基地内で巨人「フランク」に手をさしのべるようなイメージで作られています。
パーツ構成
- 帽子
- ペンダント(?)
- 後髪(右)
- 後髪(左)
- 前髪(右)
- 前髪(左)
- 腕(右)
- 腕(左)
- 胴体
- スカートの後ろ側
- 脚(右)
- 脚(左)
の全12パーツです。
不足があった場合はご連絡下さい。
またオマケとして
が入っていますが、コレを使うかは制作者の判断に任せます。
ちなみにこれらはあくまでオマケですので、不足パーツ要求には応じかねます。
組み立ての注意
頭部について
4つの髪パーツを頭に接着した後、帽子をかぶせる構成になっています。
それぞれピッタリ合いませんが、接着面は見えないので気にしないでください。
帽子は裏面に「F」「R」の刻印があります。
「F」が前側なので、お間違えのないように。
また、帽子のパーツは穴が空いている物があるかも知れません。
その場合は裏側から補修してください。
下半身について
スカートは先に組み立てて、塗装後に脚を突っ込むという手順になります。
多少ぐらつきが気になるかも知れませんが、脚の角度はちょっとくらい変わったところで問題なしです。
柵について
柵は付属のレジンパーツを参考に3mmプラ棒で自作して下さい。
その方が絶対に綺麗に出来ます。
付属のレジンパーツは歪みが激しく、使用に耐えられないと私は考えています。
柵は左手に通すような形になりますが、塗膜の厚みを考えて、手の内側を少し削っておきましょう。
まぁ、組み立て時にやっても問題ないですけど。
また、設定では柵はもっと複雑です。
気合いのある方は設定通りの柵としてもいいと思います。
ですが、設定通りだと少し柵がくどいかなと私は思っています。
ペンダントについて
ペンダントの紐の部分はレジンでの再現は不能と見て付いていません。
ここは自作して下さい。
まずは金具の部分を作ります。
付属の針金で構いませんので、直径1mm程度の円形にしてねじりましょう。
ペンダントに穴を空け、そこに金具を突っ込み、瞬間接着剤で固めます。
次に糸を適当な長さで縛って出来上がり。
ちなみに設定では、まずわっかを作ってから金具に通す縛り方になっていますので、ご注意下さい。
また、結び目は必ず瞬間接着剤で固めておきましょう。
髪縛りについて
髪を縛る紐もレジンでは再現していません。
適当な物で縛っておきましょう。
材質は何でも構いませんが、私がいろいろ試した結果、身近な物ではマスキングテープが最適だと思います。
引っ張り強度が強いため結ぶのが簡単です。
マスキングテープを両面茶色に塗り、それを1mm以下の細切りにして、三つ編みの先に蝶々結びで縛り付けます。
長めに用意し、縛った後で短く切ると作業がし易いでしょう。
綺麗に決まったら結び目は必ず瞬間接着剤で固めておきます。
塗装
複雑なマスキングはほとんどないので比較的楽な方だと思います。
サフレス...というかホワイトサフでの下地処理を期待してパーツを白にしています。
ハティの綺麗な肌と髪を再現してください。
しかし、スカートは薄いのでサフレスで仕上げると透けると思います。
内側はグレーサフを吹いておくことをお勧めします。
また、柵も金属であるという設定から、グレーサフで光の透過を防いだ方がそれらしくなるでしょう。
その他
柵があるため、組み立て後はかなり安定すると思います。
ベースに接着しなくても大丈夫なくらいです。
ところで、ハティはペンダントの他に、フューネラルのIDプレートみたいな物を首から提げてます。
気合いのある人はこれを再現してみるのも良いのではないでしょうか。
キットを完成させた方はご一報下さい。
画像があればこちらで写真掲載させて頂きます。