久しぶりの通常アンケートでしたが、たくさんの方の参加ありがとうございました。
400〜600番くらいで仕上げている方が多いように感じました。 フィギュアの場合、ほとんどがつや消しなので、あまり細かい目まで使う必要はないというのが理由でしょうか。 しかしそれでも、1000番以上で仕上げられる方も結構いらっしゃいます。 つやのある面に関してはやはりコレくらいで仕上げたほうが完成度が高くなるということです。 また、塗装の汚れを取るときに1000番を使っているという方もおられましたね。
使っているペーパーの種類ですが、模型屋で買う方と、DIYショップで買う方で分かれるようですが、DIYショップで買う方の方が少し多いでしょうか? 模型屋で買う場合、当然タミヤ製となるのですが、DIYショップの場合、その店がどのメーカーの物を置いているかというだけで、みなさんメーカーにはこだわっているということはないようですね。 まぁ、実際ペーパーなんてメーカーの違いがあるとは思えませんけどね。 しかしタミヤの場合、数種類の物がセットで入っているので、よく使う物だけ先になくなってしまうという欠点がありますね。
ペーパー以外の物として、スポンジ研磨剤を使ってらっしゃる方もいらっしゃいました。 結構便利な道具なので、使ったことがないという方は一度は試してみた方がいいんじゃないでしょうか。 あと、「みがいて万年」というブロック研磨剤が世の中にはありますが...誰も使ってませんね。 私は1度使いましたが、今一つ使い場所が見つけられなかったのでした...。
いわた |
<原型製作時>
ポリパテ使用時の最初はやっぱ120番(笑) なにしろこれくらい荒くないと全然歯が立たないもので。 そのまえにナイフで削れ? ごもっともで(汗) それからだいたい240〜400位までかけるっす。
いままでは特に銘柄指定は無く三種類くらい揃えてましたが、最近は造型村スポンジペーパーを使い始めまして。 とはいえこれ、後ろにおもいっきり「3M」って書いてて他社から出てるのもこれと同じものみたいだけど。 かなりもつ上に洗える(笑)ので捨てる必要が無く無駄がありません。 これでいえば「MEDIUM」(120〜180)「FINE」(240〜320)ですね。
<レジンキット製作時>
だいたい400くらいで済ませてしまうことが多いです。 上記スポンジペーパーで言えば「FINE」と「SUPER FINE」(400〜600) 細かいところに届き易くする為に棒状に切って使用してます。 スポンジなので水とぎもガシガシ行えていい感じ。
出来れば1000番位まで使えればベストなんでしょうけど。最近そこまで使ってやれて無い…
キット製作ではタミヤの#600・1000で下地、1500・2000をグロス塗装の研ぎ出しに使ってます。
最近はスポンジやすり(京商からでてる3Mの)のセットも使ってます。
1.田宮フィニッシングペーパー細目セット(#400/600/1000)
目詰まり防止特殊加工という表示につられて使っています。 使い始めて今まで特に問題が無いのでこれです。 フィギュア作り始めた頃は、#400スタートで#1000まで使っていましたが、 現在は最初から最後まで#400で行なっています(この方がサフの食いつきが良いようですので)。 でも顔の部分だけは、まだ怖くて#600や#1000ですけど。
2.造形村スポンジペーパー(#400〜600)
曲面部の仕上げに最適で、現在の主力兵器です。 力の入れ具合で研磨力を微調整出来るのもポイント高いです。 この商品は、3MのOEMの様なのですが秋田では見かけませんので、ワンフェス等で上京する度にボークスで購入してきてます。
ペーパーはDIY屋で売ってるA4サイズの耐水がメインです。 それ以外は使いませんね。ほとんど。 目は240と400と1000を10枚くらいまとめ買いしています。 最初に240でガーっとラインを消しちゃってそのあとにヤスリ自体によってついたキズを400番で消します。 240を水研ぎで使えばこの作業は簡略化できますけどね。
1000は塗装時に付着したヨゴレや、マスキング漏れした塗料を削るときに使っています。 下地では使いません。
だいたい600番以上のペーパーをかけるのは、フィギュアではほとんど無意味なのでやりません。 400番でもかったるいので240前後を使うわけで・・・ それに、あまり細かいペーパーで表面をツルツルにしてしまうとプライマーが剥離する原因になってしまうようです。 細かいキズならプライマーと通常塗膜が埋めてくれますからね
<番外>
この間クリヤーキャストのやつを組んだ時は600番→800番までかけました。
<600番>
最近使い出しました。
用途は、洗浄後に全身を磨く時の、「残った離型済」落とし用、それに「盛ったパテを削る時」用ですかね。
かなりゴシゴシしても、すぐには「削りすぎ」にならないので、微調整用に重宝しています。
<320番>
どっちかというと、こっちがメイン。
アートナイフで削ったパーティングラインを完全に消す時、ニッパーで削ったバリを完全に消す時用です。
あともう1種類、320番と600番の中間ぐらいがあった方が、微調整はやりやすいかもしれないですね(^^;)
荒削り:120〜300(布ヤスリ)
表面処理:400(紙&スポンジ)
サフ吹き後の最終仕上げ:600〜1000(紙)
でやってます。 時間があれば原型の仕上げを1000番でやります。 そうするとできた複製品もつるつるになって気持ちいいんですよ(^^
メーカーはほとんど気にしてませんが、 近所のホームセンターにあるので3Mのものが多いです。 FineとMidiumのスポンジヤスリも多用しています。
メーカーは近所のDIYショップで買ってます。 まったくこだわりありません。 1000番以上はタミヤのフィニッシングペーパーが買ったのが残っているのでなんか使ってます。
近所にあるDIYショップで購入しているA4サイズの耐水ペーパーです。 1枚¥150くらいかな?(あいまいモード)。 タミヤ製は高いし、いらないNo.も混じってしまうので今では使っていません。 使用時にいちいちカッターで切断するのは効率が悪いので、買ったらすぐ短冊状に切って テープでくるりとまとめてます(^^;)。
#180 | めったに使いません。(もったいないので金属ヤスリを使う) |
#320 | ヤスリで削った後の湯口やパテ盛り後の段差を…。 |
#400 | 表面処理全般。薄皮のようなバリや、気泡埋めのパテ削りなど。 |
#600 | 表面処理の最終段階。エアブラシでのサフ吹き後の気泡処理など。 |
#800 | 特殊表面処理。微小気泡を塞ぐために瞬接ぬってこするとか。 |
#1000 | クリアパーツなどの水研ぎ用。この後コンパウンドがけ。 |
パテ盛り後の整形時は320番スタート。 それ以外は400番スタートで半光沢面は600番フィニッシュ。 光沢面は800番でフィニッシュしています。 よく1200番でフィニッシュしたり、さらにコンパウンドで磨きこんだりする作例にお目に掛かることもありますが、アニメフィギュアは基本的に半光沢での塗装が中心なので、1200番などで磨きこんでも半光沢塗料をエアフラシで吹きつければ結局600番に戻ってしまいますし、塗料の食付きもそれだけ悪くなってしまいます。 1200番フィニッシュ説というのは、アニメフィギュア塗装技術がまだ確立していなかった昔、航空機やF1などのスケールモデルで使われていた技法が持ちこまれた名残ではないでしょうか?
使っているのは耐水ペーパーですが、フィニシングペーパーのほうが柔らかいので曲面の仕上げにはそちらの方が向いています。 時々使い分けていたりしますが...机の上に目に付いた物を手にとって適当に使っているのであまり気にしてません。 私はファンド原型なので、耐水ペーパーであっても、水をつけることはできませんから、耐水であろうがなかろうが関係ないと言ったところですね。
よく短冊状に切って置いて使うといいと言われていますが、私は面倒くさいので必要なときに必要な分だけハサミで切り取って使っています。
購入はいつもDIYショップです。 メーカーは気にしてませんが、耐水が「理研コランダム」「3M」フィニシングが「バッファロー」でした。 DIYショップの方が、実際手で触って確かめられるので良いと思います。
第9回「ペーパーは何番使ってますか?」の集計は終了しましたが、募集は続けています。 メールにてどうぞ。