平穏な冬 '20年2月9日


 夏は台風、冬は雪が心配になる毎度のワンフェス。 でも今年は暖冬で、雪が降らずにスキー場が窮地に陥るほど。 この日は寒い日だったが、それでも雪など降るはずもなく、平穏な天候だった。

 でも予定してた飛行機の出発が遅れて焦ったが、会場には12時に到着。 並ばず会場入り。 16時くらいまで会場を回った。


よせ鍋 グレイ(GTO ver.)
元ネタ知らないけど、最近フォートナイトやってるせいで、でかい武器を構えようとしている女性というのになんか惹かれるのであった。

アビス マリーアントワネット
そして同じくこの手のミニスカワンピに惹かれてしまう。

Prestage メリー
なんだかんだ言って、自分の中ではいまだにニーソの破壊力は健在。

Qholia メリー
今回見た胸像系で一番だったかなぁ。 限られたパーツの中でたくさんの情報量を詰め込むお手本みたいな作品。 衣服の装飾モールドなんかは、デジタル造形ならではの作り込みですなぁ。
多摩川青春スペース オリジナル6

本日一番のお気に入り。 情報量は少ない物の、顔の作りといい、体型バランスといい、他のどのフィギュアにも属さない独自の魅力を放っていると思う。

フィギュアというとどれも足が長くてスタイル抜群なのだが、これはあえてちょいぽっちゃりしてて、低身長な子って感じが出ている。 一見小学生くらいに見えたが、出るところは出ているので年齢はハッキリしない。 そんな不思議な感じもいいじゃないか。 作品名も「オリジナル」と追加情報は無く、特に目立った装飾品や肌の露出もないのに、オリジナリティがちゃんとあるのがすばらしい。

万人に伝わらないと思うが、私にはグッと来たよ。 この作品を忘れないために購入しておいた。 ガレキ買うのは何年ぶりかなぁ。


おなす ジータドクタージョブ
こういう表情のフィギュアってあまり見ないなぁと思って気になって紹介。

makemake 遊女さん
3パターンの塗装例が展示されていたけど、その1つが隈取風だった。 顔にペインティングするというアレンジはもっとあって良いと思うのだよ。

グローイングパセリ
幻想水滸伝 主人公
これは懐かしい。 初代の主人公ですな。 1/2サイズで大迫力。 そして棒が長すぎて写真に入らない。 人が写っている状態でネットにアップしないでくれと注意書きがあったけど、棒も含めた構図で人が写らないように撮るのは無理。

Munchkin アウェイクニング
怖くないのになぜか怖く見えるMunchkinさんの作品。 写ってないけど足下のカタツムリは何なんだ。 顔はなんか飾り気が無いけど、見ていて飽きない造形で気に入った。 モデルとなった人がいるのかな。

アーク倶楽部 D51 運転席カットモデル 1/6
何とビックリ1/6サイズ。 SLは外観もすごいけど、運転室の機器と配管の多さには圧倒されるのだが、よくぞ再現した。 圧倒的情報量。 これはすごすぎる。 そして夢だ。 で、これがガレージキットとして売ってるからビックリだ。
良く光の当たる場所に展示されていて、背景も明るいのでポップな感じだが、悪魔らしくて、体に縫い目なんかもあったりして実はダーティな作品。 だけど、手に持ってるのはピンクの何かで魔法少女っぽい。 つるぺたの細身の体に締め付けられたベルト類が何ともエロスを放ちながらも、なぜか健全っぽさも感じられる。 いろんな側面を持ちながら成り立ってる感じが良いっすな。

Rocket&507 ボランダ&コバビーチ
懐かしのファンタジーゾーンの2面と3面のボス。 それと基地を組み合わせてヴィネット的に。 2面ボスの奴は、回りの丸いのがぐるぐる回ったらおもしろそうですな。

 そういえば原型師の寒河江弘さんが昨年亡くなられたらしく、特別展示がされていた。 寒河江さんは個人的には特に思い入れはないけれど、TVチャンピオンのプロモデラー選手権のイメージが強いな。 52歳だったんだって。 まだ若いのに…。 今回のワンフェスは、生前本人が申し込みをしていたブースが追悼展示ブースに変化したのだという。

 ワンフェスでの追悼イベント。 長く続けていけば、こういう事は今後も起こるんだろうね…。 でも、ワンフェスで追悼してもらえるなら、自分なら本望かな。


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