雪なんてない '19年2月10日


毎度ワンフェスは交通機関の心配をさせられる。 冬将軍もワンフェスがお好きなのか、史上最強寒波の到来が予報され、東京での大雪が心配されたが、実際には大したことはなく。 前日に降った雪が屋根の上に少し残る程度。 今回は出発時間を遅めに設定したこともあって、入場したのは12:40くらい。 16時くらいに会場を後にした感じ。 企業ブースは見てません。

WonderFestivalオフィシャルグッズショップ ワンダちゃんNEXTDOORプロジェクト

このシリーズもいつの間にか7作目。 会場を後にしてから知ったのだが、今回から完成品ではなくてレジンキットでの提供だったそうだ。 完成品では元が取れなくなったらしく、オフィシャルガイドブックではこれを敗北宣言と言っていたが、作品自体の出来は素晴らしく、個人的には今までのシリーズで一番良いと思う。

これまでの作品も良かったと思うけど、単純にみんな飽きてきただけだろう。 ある意味レジンキットでの提供は本来のワンフェスらしいんじゃないのと思うけどなぁ。

今回はデジタル原型ということで等身大が飾られていた。 これって作るのにどれくらいのコストがかかるんですかね。 レジンキットが9800円で200個限定だったようだがこれで元が取れるんだろうか。

アトリエイット 春麗
作品は素晴らしいが、この手のリアルフィギュアの難しいところは、美人の基準という物は人によってバラバラであるというところだと思う。 春麗は古いキャラクターであって、普通に作っても今更感のあるのだが、だからこそアレンジや「俺の春麗」表現が受け入れられるキャラクターかも。
なんか作ろうよ 旅装アビゲイル
このキャラクターはいくつか見かけましたね。 元ネタがどうなのか分かりませんが、アンニュイな感じで癒される。 冬っぽい上着になぜか夏っぽい脚というアンバランスが座りポーズで強調されて良いですな。

ねんどこねこねこ 忠犬まったなし(玉藻&清姫)
展示が凝ってたので目立ってました。 元々あるイラストを立体化した物のようですが、再現度が高いというよりも元を超えていますね。 展示方法のせいで別角度から見られなかったのが残念。

R.GLATT-CC ダイヤモンド胸像(宝石の国)
息を呑むような素晴らしい作品。 クリアパーツやラメ入り塗装も素晴らしい。 水晶のパーツはデジタル原型なのかな。 まつげがソリッドで表現されているのが新しいなぁ。
HonkyTonk 沖田総司
口の中の表現が好き。 もちろんその他の表現も素晴らしいけど、自分が感じたインパクトはそこだった。

trinity ヴィクトリアス
これは私の好きなエロス。 これも元イラストのポーズを再現しているようですが、見る角度によってパンツが見えたり見えなかったりするという立体的な楽しさが良い。

高岡伝統産業青年会

今回の「なんじゃこりゃあ!」。 仏像フィギュアのディーラーはおられましたが、ついに大仏に手を出したのか。 と思ったら、実は本職の方。 本物の仏具を売ってました。 もはや何が何やら。

富山県高岡市は鋳造仏具の製造が盛んらしいのだが、そこの青年会がワンフェスに出展してきた形。 ブースの裏手では、鋳造の体験会が行われていて、結構盛況でしたよ。 砂で型を固めて、そこに溶かした金属を流し込む。 ここではスズを使っていて、これなら融点が低いので電気で温めて溶かすことができるわけですね。 模型関係者には、ホワイトメタルと言った方が分かりやすかったかも?

しかしまぁ、何をしたかったのか、分かるような分からないような。 高岡仏具というブランドは知ることはできたので、まぁいいのかな?


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