良いね!買わないけど '17年7月30日


 今回は事前に何も調査しておらず、当日ガイドブック購入。会場に着いたのは11:45。 入場待ち列は当然無かった。 そして隣の会場がエホバの証人の大会なのが毎回すぎる。 これじゃぁ千葉のエホバの人は一生ワンフェスディーラーになれないじゃないか。 どうでもいいけど。

ディンディンプロジェクト
レム
 最近人気の、ゼロから始める〜のレム。 メイド服みたいなのが定番だが、なんかドロロンえん魔くんの雪ちゃんのような衣装(古っ)かつ私の好きな床座りポーズという事で、なんか癒される。
カトスペ
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
 元ネタ知らない。 ネットで検索して出て来るイラストの雰囲気とはかなり違うんだけど、アレンジ版なのかな。 なんか妖精みたいな雰囲気が出て良いなと思った。
チェリーブロッサム
妃月凜世
 情報量の多さで圧倒してくるフィギュアよりも、突出した特徴はないが基本がしっかりしているフィギュアの方が最近は惹かれる。これなんか現実にいそうなリアリティがあって、なんか見てて安心する。

模型居酒屋
ハシビロコウ胸像
 固めの生地の制服で巨乳が圧迫されている感がするフィギュアが最近好き。 この作品は背中から腹にかけてカット、腕も省略してしまう事で、顔とおっぱいだけで構成しているのだが、なるほどこうすれば自分の作りたい部位だけを作ることができるなって気付いた。
eyewater
パグミミ少女
 幼い顔と、成熟した体つきのアンバランスさがリビドーを刺激する。 2体は同じ立体物だと思うが、陰影のつけ方が微妙に違っていて、特にお腹周りの立体感が違って見えますね。
スノー☆キャット
ネロ・ブライド
 乳袋なのに服とおっぱいのサイズが合ってないというか、どういう力で服がおっぱいにくっついているのか謎だが、これぞフィギュア化の醍醐味と言わんばかりのおっぱい感。 作者が作りたかったものが明確に分かるという気持ち良さ。

JUNGLE
等身大マジンガーZ
 デジタル原型の普及で等身大フィギュアのバブル時代が到来。 そして次はそう来たかって感じ。 等身大ってのは1/1スケールってわけじゃない。 人と同じ身長だって意味だ。なるほど。 それにしても超カッコイイ。 同サイズのガンダムなんかよりもヒーロー感があるからだろうなぁ。

 さて、ガイドブックの宮脇専務のお言葉だが、今回はかなり共感できる内容だった。 やっぱりガレージキットその物が売れなくなってきているというのは事実のようですね。 ただ一方で、ディーラー参加数は数を伸ばしているわけで、どんどん供給過多な状況になって行っていってるんだろうなぁと思う。

 それに対して専務は、自由奔放に自らの作家性を爆発させた造形を生み出すことが大事と主張している。 その点については全くその通りとは思うけど。 原型師ってのは単に自分が作りたい物を作っているだけで、自分がアーティストだなんて全く思っていないって所が、アートの世界にはない面白さなんじゃないかなぁ。

 あと、ワンフェスでの成果ってのが、売上って形でしか見えないのも何とかならないのかな。 ワンフェスでは作品の感想を「買う」という形でしか伝えられない。 「この作品、凄く良いですね!」と中の人に伝えたい気持ちはあっても、それを言うと、買わずに去ることが難しくなるから言えない。

 この「買うまでには至らないが凄く良いと思った」という声が制作者本人に伝えられるシステムってできないのかな。 この点に関しては、SNSの「いいね!」や、リツイート数みたいな物の方が優れていると思う。 でも、せっかく直接対面している機会がここにあるのに、そこで反応を示すことができないとは残念な限り。 近くにいるからこそ言えない声みたいなものが、ワンフェスにもあるんじゃないかな。


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