ビッグな変化その3 '17年2月19日


 今回は超いい天気。

 今回は飛行機で行った。特に理由は無く、4日前にも新幹線に乗ったばかりでなんか気分を変えたかったって理由。 羽田に8:30到着。 そこからバスで幕張へ。 9:30くらいに着いたけど、昼食を取ってから会場に向かって、10時過ぎにゲート通過。 そこから行列を並んで結局会場内に入れたのは11時前。 中途半端に早めに行っても、幕張メッセの外壁を1周見学できるツアーが付いてくるだけで、あんまり意味がないことがよく分かった。

 今回、会場外のスペースでミク仕様のレーシングカーの展示がされていた。 痛車の展示はこれまでもあったけど、会場外のスペースでこのようなイベントがあったのは初めて試みだったんじゃないかな。もしかしたらワンフェスと無関係に実施したのかもしれない。 ちなみに私はレーシングミクの2014年バージョンがエロくて好きです。


 さて、昨年あたりから数を増やしている等身大フィギュア。 デジタル原型の普及により等身大フィギュアが作りやすくなったからであろうことは、前回のレポートでも書いた通り。 どんどん数が増えてきている。 その一方で、今回のワンダーショーケースの作品ではアナログ造形でカプセルトイサイズにディテールを詰め込んだ小型作品が選出されていたりするから面白い。 デジタルとアナログ。 消費者側にとってはどうでもよい事ではあるが、メーカー側としてはどうしても議論したくなってしまう命題なのかもしれない。

 自分としても、普通サイズのフィギュアでは自分の作りたいものが作れないと思い始めてから原型製作が止まってしまった自分を再起させる要素が見つかりそうな気がして、そちらばかり気になってしまった。 そんな背景もあってか、今回写真に収めた作品は、普通サイズが圧倒的に少なくなった。

BOME×Mr. FIGURE PROJECT
あんず−街の灯− 2017

 こちらは村上隆の弟子の人がデザインしたキャラクターをボーメが立体化して、それを拡大して等身大にしたという海洋堂作品。 昔ワンフェスで展示されたプロジェクト・ココを少し思い出す。 作品の雰囲気は、これまたかつての海洋堂商品であったリカヴィネを思い出させる。 まぁ、作品のバックグラウンドは抜きにして、文句なしにかわいい。 大型化しても、元のデザインがしっかりしていればディテール不足を感じる事は無いと気付かされた。

 1/4サイズの原型も併せて展示されていたが、見比べてみるとそのまま拡大したわけではなさそう。 元々ボーメさんの原型って足が長すぎる傾向があるんだけど、それをそのまま等身大サイズに引き延ばすと、何かしら違和感があったんじゃなかろうか。 そこである程度バランスの修正を行ったと思うのだが、その際に原型師とデザイナーの間でどのような会話がなされたのかな。 それでも、全高165cmっていうのはロリキャラとしては高身長だと思うが、その辺は数値よりも、違和感なく見える大きさというのを突き詰めた結果なのかも。 でもここまで修正が必要ならば、ボーメいらなかったんじゃないかって気もするが。

Munchkin
みならいウィッチ〜THE GREAT PUMPKIN〜
 割とグロい感じの作風の方ですが、今回は割とマイルド。 雰囲気と顔のつくりがマッチしてて完成度がとても高い。
ドラゴンホース株式会社 すーぱーそに子
こちらペーパークラフト。 人間のペーパークラフト化は、それを人間と認識できる範囲でどれだけ曲面を単純化できるかという挑戦であると思うが。 結構違和感なく仕上がっているのに驚いた。 でもおっぱいの丸みを紙で表現するのは難しそうだ。 もう少し重量感を感じられるようになったら完璧かも。 それにしても、紙をハサミで切って、貼り合わせておっぱいが出来ていく感覚というのは未知の楽しみかもしれない。 現在監修中とのことだが、配布されたら欲しいぞ。

柴犬 ヒメリ&ちさと+ベル
 廃校ドールズというマンガの1巻の表紙がベースになっているそうだ。 人形サイズにさせられてしまった人間の話だそうで、前後とも同スケール。 後ろの大型サイズフィギュアの表情がイキイキしててなんだか癒される。 前々回からの展示されていたそうなのだが、気付かなかったなぁ。
モデルパッショナ レム
 このキャラクター、今回の会場で大量に見た。「Re:ゼロから始める異世界生活」のキャラクターらしい。 等身大サイズの作品もいくつか見かけた。
 本作品はその中で中間的なサイズ。 柔らかさを感じる造形と、透明感のある塗装が素晴らしい。 造形上、目が片方しか見えないが、それ故に1つの目から感じられる魂がとても強く感じる。

ワンフェスオフィシャルグッズショップ
『ワンダちゃん NEXT DOOR プロジェクト』FILE:03
 今回のNEXT DOORプロジェクト。 イラストレーターは京都学園大学のCM(関西在住のオタならだれもが知ってるのでは)の人で、原型師は植物少女園の人ということで、どちらも私の好きな作風。 ちょっと気になった。 とはいえ、買って帰ろうと思う所までは至らなかったんだけど。 家に帰ってから気づいた。 ブラつけてないじゃん。 エロっ。

 ガイドブックの表紙を見た時に、今回の絵は控え目だなーと思ったのだが、よく見るとパーカーの下の乳房が見えてて、元からエロいイラストだった。 でもワンフェス会場において、より露骨なエロを大量に見てしてからこれを見たので、なんとなく感覚がマヒしてたというか。 今思うと買って帰ればよかったかなーと微妙に後悔。


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