体育の目のF1の日 '04年10月10日


 ディーラーで参加したこのイベントだが、買い手側からの視点で報告。 売り手側視点はこちらでどうぞ。

 今回は自分のブースを離れる時間がほとんど取れなかったこともあって、数個のみ。


夢のカグツチノ公国 Quartett!
4人組の凄いヤツ。 カグツチノさんの新作を見るたびにその場で舌をかみ切って死にたくなる。 俺なんてこの世にいなくてもいい存在だよ。 それくらい凄い。


卓球模型 観月マナ 森川由綺
マナは元々ロリ系キャラだが、由綺までロリっぽく。 ディフォルメ効かせて独自の魅力が出ていますねぇ。 萌え苦しい。

 これらはいずれも10cmちょいくらいの、一般的なフィギュアとしては小さいサイズ。 それでもこれだけのクオリティがあるのだから、素直に凄いと言える。 ところで、

小さいフィギュアのメリットは

  • 価格を抑えられる。
  • 少ない情報量で緻密に見せることが出来る。
  • 小さいフィギュアのデメリットは
  • 緻密な作業を強いられる
  • 複製時の精度が低いとパーツの合いが悪くなりやすい。
  • だと思う。 そういうわけだから、特に複製を業者に頼む場合は、小さいフィギュアだと有利なんですな。

     今のところ、ガレージキットが食玩に勝てる要素は「大きさ」しかない。 しかし、[情報量/サイズ]の値は世間的には食玩が標準値になってるわけで、大きくなればそれに耐えうるだけのディテールが必要になってくる。 けど、所詮はアニメ調の絵が元なのだから、情報量を詰め込みすぎれば逆にリアルすぎて気持ちが悪くなる。 そうなってくると、この12cmくらいの身長というのが今のところガレキとしてのクオリティが保てるところなんじゃないかなーって思えて来るんだよね。


    ピンクカンパニー Meたん
    完成品ソフビ700円。 キーホルダーサイズ。

     彩色済みソフビがもはや個人ディーラーで出る時代になった。 こう言うのが出てくると、もはやここが「ガレージキットのイベントです」と言えなくなってくる。 ワンフェスとかでフィギュアの完成品を売っていると勘違いしている人をバカにすることはもはや出来ないのかも知れない...。


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