御影すばる コトブキヤ '02年12月14日


 本日はWHF有明の前日である。 でも今回私は行くつもりはなかった。 原型の進み具合が思わしくない現在においては、あまり休日をつぶしたくないという事があり躊躇していたのである。 しかし、WHFのHPを見ていると、かなりのディーラー数があることが分かり、行かずにはいられないかった。 前日はアルピーヌさん宅でキット作成会が行われる運びになっているみたいだし、私としてもぜひ参加してみたいところだ。

 いろいろ考えた結果、原型を抱えて行って、アルピーヌさん宅で原型作業をすればいいんじゃないかという結論に落ち着いた。 キット作成会の方は一応見ているだけということにしよう...。 本当は当日日帰りにした方が時間は取れるのだが...そこはそれ。 せっかく関東に行くなら、できる限り楽しみたいでしょ。

 朝7時半ころ起床し、新神戸駅へと向かう。 今回は鳳天舞さんも参加ということで、できれば一緒に関東へ向かいたかったのだが、鳳天舞さんの方が先に切符を取られていた都合で、私は一本あとの新幹線で東京へ向かった。 人が少なければここで原型をいじってやるつもりだったのだが、隣に人が来たのでやめ。 さすがに粉とか出したらヒンシュクでしょ。 少し寝たり、小日記のネタとか書きながら12時半に東京駅着。 山手線に乗り換え、秋葉原へ向かう。


 今回はアルピーヌさん、はぁ〜さん、鳳天舞さん、CBLGさん、のぼるさん、それと私の6人参加。 のぼるさんはコミケの原稿締め切りが本日ということで、後で連絡して欲しいとの事になっていた。

 さて、とりあえず昼食である。 メイド喫茶へ突入(笑)。 幸い待ちもなく入ることができた。 そしたら店に入ったとたんにのぼるさんからTEL。 店内にて合流ということにした。 原稿は結局落ちたらしい(ぉ。 合流後は、メイドにキレられたりしながら楽しい時を過ごす。 初めて来た方々にも気に入っていただけたようでなによりです。 次回も来るぞ。

 さて、喫茶店を後にして、次は本日のお題を決めにかかる...。 しかし秋葉原のガレキ屋を数店回ったが、これぞと言うものはなかった。

 で、いろいろ考えた結果、コトブキヤのすばる(修行バージョン)に決定。 もともとアルピーヌさんの掲示板で挙がっていた候補の1つでもあり、メンバーのほぼ全員がすばるを知っているということでこれにした。 それに、この水に濡れて肌が透ける表現がどうしたらできるかという事にも興味があり、私が想像している方法で果たしてできるかということを検証したいという目的もあったのだ。 ま、ほとんど私が押し通したようなもんですが。


 渋滞につかまり、結局アルピーヌさん宅についたのが17時50分。 しかし、ここで離型剤落しとなるものがない事が判明。 近所のホームセンターにブレーキクリーナーを買いに行き、ついでに弁当も購入。 帰宅後、弁当を食べると、やっと洗浄開始となった。 時刻19時15分である。

 ブレーキクリーナーでの洗浄はなんか今ひとつ。 ちゃんと取れていない感じ。 なんか安心できないので、やっぱり歯ブラシで磨くことにした。 洗面器を皆で取り囲み、ゴシゴシ洗浄。 こういうものは、多人数でやればあっという間である。

 しかしここで意見が対立。 CBLGさんは研磨剤のない洗剤でパーツを磨き、あとで全体にペーパーをかけるやり方が自己流らしい。 しかし私と鳳天舞さんは真っ向否定。 研磨剤でもって表面を荒らしてしまうくらいの事をした方がちゃんと塗料が食いつくんだと主張。 結局時間もないんだからそうするべきだと私が押し通してしまった。

 19時45分。 洗浄が終わる。 いよいよ製作開始である。 いろいろ考えた結果、白サフによる下地処理とすることに決定。 パテはアルテコHGを使用。 あずまんがのDVDとか見ながら作業開始。 ただし私は自分の原型処理をすることとした。 この時間が一番それらしい時間だったのかな。

 22時0分。 表面処理終了。 サフ吹きに入る。 エアブラシ作業は隣の部屋で行うから、サフを吹かないメンバーは元の部屋に取り残されることになる。 こうなると遊びモード発動。 エタゼロ大会と相成った。

 サフの方はと言うと、缶の残りが少なく、圧力が足らないということで、一旦皿に出して、ハンドピースで吹く方法にした。 でもなぜかその一連の作業を私がやってしまった。 だってほっとけなかったんだもん。

 23時0分。 サフが終了した。キリも良いのでここでお風呂タイムである。 アルピーヌさんの家の近所にはクアハウスがあり、毎回ここで風呂に入るのが定番となっているのだ。 やっぱ広いお風呂はきもちんよか〜。

 風呂から帰ったら既に日付が変わっていた。 とは言え、主要な色は三色だし、マスキングもほとんどしなくてよいというキットの性質から、何とか完成させられるのではないかという雰囲気はあった。

 ということで、CBLGさんが肌色を塗りにかかる。 肌色は以前ここでCBLGさんが南さんを作ったときの色が残っていたので、それを利用することにした。 その間に鳳天舞さんは茶色の作成にかかる。 はぁ〜さんは岩担当(笑)で、筆のみ。 私とのぼるさんは自分の原型を取り出して別作業をし始めた。 見事な連携プレイである。

 …肌色が終わったらしく、鳳天舞さんが茶色塗装へ。 私はのぼるさんの原型にいちゃもんをつける。 はぁ〜さんはウオッシングとドライブラシを駆使し、なんとなくそれっぽい色に岩を仕上げて行く。

 塗装のほうが気になったので、私が隣の部屋へ行ってチェックである。 …どうもエア圧が高すぎるらしく、肌色がうまく凹部に回り込んでいないみたいだ。 納得いかねーとか言い出すと、ハンドピースを取り出し、リペイントにはいった。 人の作業を上塗り。 考えてみればひどいことだ。

 肌色も終わり、次に服の塗装に入る。 私が考えていた方法では、服の方にも肌色を塗っておき、濡れて透けると思われるところへゾルを塗り、その上に白を吹くことで、水濡れ表現が可能と思っていた。 というわけで早速ゾルを取り出して...。 が、ここで問題発生。 マスクゾルの蓋を開けて、わービックリ。 かたまってて使い物にならねぇ。 どろり濃厚どころじゃない。 ゾルでもゲルルンでもない。 これはゴムである。

みすずちん、ぴんちっ。


 ま、考えてもしようがないか。 時間もやばめだし、ここらで寝るとしよう。 続きは2月のワンフェスの時ということで。

お休みなさい...。(4:15 就寝)


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