↑ミッションスタート!の図。時計は2:45。シスプリ時計なのはご愛敬。 |
↑4:20。表面処理完了。ダボ穴が深いので両面テープや真鍮線を使わなくても仮組が可能。 |
↑9:55。かんせー。ボロボロっす。 |
車で1時間半と遠かったが、車だから終電など気にせずにしゃべくる。 深夜2時を回り、しゃべるネ夕もなくなって来たころ、私の提案で、モデラーが4人も集まったことだし、みんなで力をあわせたら、何時間でガレキが出来るか挑戦しようということになった。 お題は...やはりときメモだろうが、3rdシリーズしか手元になく、これでは簡単すぎる。 4人でやるんだからそれなりに手応えのある物の方が良い。 アルピーヌV6Tさん所有のボークス製ピーチ瑞希が旬のネ夕だし最適と考えたが、パーツ数からして大変そうだ。 徹夜作業だし、お互い若くない事を考慮すると不安だ...。 じゃ、あさひの方にしようという事で考察。
ボークス製桜井あさひ。 パーツ数は10個。 1人2.5パーツ担当と言う計算。 一晩で出来そうな気がする。 というわけで早速作戦会議。 出来るだけ短時間で仕上げる事を目的とする。 抜き状態から考えてサフレス仕上可能と判断したが、このキットは肌色キャスト仕様なので、肌色はキャスト地とし、プライマーのみの下地処理、後は適当にべースホワイトでも吹いておくという事になった。
だいたいの方針が決まったら、洗浄開始。 速く済ませるという事で、エンジンクリーナー採用。 たまさん1人で作業がすすんでいく。 その間に他のメンバーはコンビニへ買い出し。 主に食料だが、はぁ〜さんの意向でなぜかイチゴ味の菓子ばっか(本当はイチゴサンデーが食いたいらしいが)。 ま、それはいいとして...。 洗浄したパーツはな〜んか離型剤が落ちていないっぽい感じがしたが、時間がないのでそれで終了とする。
表面処理開始。 面倒臭いからほとんどパテは使わない(サフレスだから当然ではある)。 パーティングラインを削り取っていく。 ToHeartのDVDをバックに作業は進む。 4人がかりということで、1時間で表面処理は終了。 このキットは腰の接合部を先に処理する必要があるのだが、スカート塗装を考えると別パーツの方が便利。 接合部は縫い目と強引に解釈し、見なかった事にする。
軸打ちはベースと脚の間のみ。 ダボ穴が深めに設計してあるので軸が無くても十分組めるのである。
さて、ここから塗装作業に入る。 塗装は茶の間ではだめだ。 作業部屋へ移動するけど...。 ハンドピースは1本しかないから、塗装効率は上がらない。 だから、マスキングをする人、調合をする人、塗料を吹く人、筆塗りの人と分け、それぞれの作業を進める。 しかし、たまさんはアクリル塗料の人なのだ。 部屋にラッカー塗料なんて物はない。 アクリルの乾燥時間は長いので、どうも調子が狂ってしまう。 マスキング剥がしで塗膜が持って行かれるアクシデントが発生。 離型剤落としの手抜きとサフレス、塗膜弱めのアクリルという条件が災いしたのだろうか。
↑肌色キャストのおかげでちょっと面白い仕上げになっています。ガシャポンフィギュアを大きくした感じかな。 |
それから1時間くらい経ったころには塗装が終わっていた。 まぁ、基本的に4色くらいしか使わないから簡単なんだけど。 しっかしひどいデキ。 境界線ははみ出まくってるわ、色はムラあるわ、線はヘロヘロだわ、ところどころ汚れているわ、とてもガレキを作り続けてきた人間達が仕上げた物とは思えません。 「初めてガレキ作ってみました」くらいのレベルの仕上げとなった。 でもなんかもう気分はどーでもいい感じになってて、とりあえず瞬着でくっつけて完成。 とりあえず終わった事に歓喜し、ここに今回の企画は終了したのである。 企画思いつきから7時間の事であった。
それから3人はたまさんの家を後にし、それぞれの住まいへと散った。
たまさんはあの後レースだったらしいが、大丈夫だったのかな。