??? Full Scratch '00年 9月15日


 さて、前回で首まで完成しました。 今回は胴体が出来るまでを紹介します。

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1.  まずは予め作っておいた胴体用のカタマリをくっつけます。 タダの太めの棒でも構いませんが、ちょっとS字カーブをつけて、それっぽくしておくと、何となくイメージがわきやすくなります。
2.  ここから肉付けをしていきます。 まずは肩を盛りつけました。 これでなんとなく人間の体っぽくなります。
3.  次に胸とお尻を盛りつけます。 この段階で女性らしさが見えてきます。 胸はあまり盛りつけない方がいいでしょう。 小さめにして置いて、あとから大きくしていく方が調整しやすいような気がします。 逆にお尻は大きく盛りつけていきましょう。 特に後ろ側に盛りつけてやって、背中側のS字ラインを強調していきます。 横のラインは次の段階で盛りつけます。

 次は下半身にうつります。

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1,2  先に作っておいたファンド棒を適当な長さに切って腰にくっつけます。 腰の左右に取り付けて、下すぼみになるようにしているのが分かると思います。 こうしなければならないわけではありませんが、この方が私はイメージがわきやすいと思います。
3.  で、そこからさらに肉付けしていきます。 肉付けに関しては、ちゃんとした資料を用意した方がいいでしょう。 2次元のイラストではなく、写真集的な物がいいでしょうね。 通販カタログの下着関係のページなんか結構いい資料になったりします。 家族に女性がいる場合は利用させてもらいましょう。 美術関係の裸婦写真集なんかもいい資料です。 ですが、出版日の古い物はダメです。 最近の体格とかけ離れているので。 ちなみに裸と下着を付けたときとでは胸やお尻の形が変化するので、その辺を考慮に入れながら見るようにして下さい。
4,5  さらに肉付けを進めた状態です。 私は腕は脚を作った後に作るので、腕は二の腕の途中あたりで止めておきます。

 次はひざ下です。

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1  膝を適当なところで切断。 その下に適当な長さに切ったファンド棒を取り付けます。 そしてその先に足を盛りつけます。 お好みの角度に修正したら、乾燥させます。 乾燥時は角度が変わらないように適当な台を作って工夫しましょう。
2,3  で、脚全体を盛りつけていきます。 腿、膝、ふくらはぎ、足。 人間の足っぽくなるように資料などを見ながら研究してください。 脚はかなり複雑な形状をしています。 写真を見ても変わりにくい所です。 こんな時は街に出て、本物の脚を見て研究しましょう。 駅のホームで電車を待つときなど、ちょっとした時間にイメージをつかんで置いて、帰ってから作ると結構作りやすいですよ。

 とまぁこんな感じで胴体が出来上がっていくわけですね。 しかしここで書いたことは、作業の流れであって、よりそれらしく見せるためにはどうすればよいかとか言うことには触れていません。 この辺は言い出すとかなりの量になりますし、個人の好みの部分もありますしね。 あまり私が細かく言うと、これから始めようとする人のオリジナリティを損ねる気がします。 やはりこの辺は個人で研究してもらうのが一番かと。 それでも教えて欲しいって方は個人的に言ってくだされば、出来る範囲でアドバイスさせていただきます。

 ところで、コレ書いたのは15日だけど、何日か前にはもう胴体までは出来ていました。現在はもう少し進んで、腕が生えてきています。 次回は腕が出来るまでを紹介しましょうかね。

 しかしこのページ、初心者のために書いているつもりなんですが、結構上級者というか、ベテランの方もご覧になっているんですよね。 なんか恥ずかしいなあ。 自分の未熟さ暴露してるみたいな感じで。


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