決戦前夜


 今回は余裕を持って前日から東京に入り、1泊して参加することにしていました。 よって金曜日の夜から出発し、土曜の朝東京到着して、その土曜日「ときめきメモリアル 5th Anniversary 〜文化祭に行こうよ〜」に参加、その後疾風さんの用事につきあって、夕方に前日搬入、夜にはネットの皆さんとお食事。 日曜日はワンフェスで、夜はオフ会というスケジュールでした。


ときメモ5周年

 まずはこのイベントです。 新宿住友ホールってどこ? いやホントどこにも地図とかなかったし、この不親切さは何なのですか。 地方民をバカにするなー。

 で、イベントの内容ですが、グッズの展示&販売。 そして「ときめきメモリアル2」のOPムービーを披露。 それだけです。 しかも会場狭くて入場制限かかっているから入るのに1時間近くもかかってしまって結構イライラです。 まぁ無料だから仕方ないけど。

 そしてグッズは当然無視。 そんな物買うためにここに来たワケじゃない。 ときメモ2っすよ。 会場の正面のでっかいスクリーンにムービーが流れていました。 感想は「オレ的大ヒット!」。 いいっす。 キャラは全部一新。 高校も違うと来てますが、あのときメモ絵柄で新キャラ達が滑らかに(コマ数も多い)動く様を見て、ほとんど期待してなかった私の2への購入意欲が一気に高まりました。 疾風さんは古式さんがいないとか怒ってみえましたが、私はこれでよいと思いますね。

 発売は11月。 CD5枚組。 がんばれ!コナミ。 年内に出してくれよ。


ルクレルクでナイト

 次は疾風さんの用事につきあうことに。 ArmourMedellinng誌の編集部に自分の作品を持ち込むそうです。 私はてっきり読者投稿のページに載せるのだと思っていたんですが、疾風さんはもっと凄いことを考えておられたようです。

 疾風さんはフランスの戦車「ルクレルク」がお好きで、それを是非ArmourModellingで記事として取り上げて欲しいという事でした。 そしてその記事掲載のためにこの模型を使って欲しいという事で自分の作品を持って来られたのです。 さらに話を聞いていると、記事の文章までご自分で書かれるつもりだったみたいで、その気合いの入れように私は少し驚いてしまいました。

 さて、編集部に突撃し、編集長の土居さんとご自分の模型を挟んで対談が始まりました。 私は横に座ってただ聞いているだけです。 対談は2時間にも及びました。 私にはよく分からなかったのですが、その出来映えを土居さんは絶賛していました。 雑誌掲載にも十分耐えられる内容なんだそうです。 しかし「ルクレルク」の記事となると厳しいと言われました。 というのは、現用機は人気がない。 ましてや「ルクレルク」なんてマイナー過ぎだと。 そしてそんなマイナー機を特集するのなら、「何故ルクレルクなのか」「ルクレルクを作ることの何が面白いのか」という主張がなければ記事にはできないという事です。 私はスケールモデルは単なる実機の縮小だと思っていたんですが、この世界は想像以上にアーティスティックなんだなと圧倒されました。

 さて、土居さんと疾風さんとのやりとりを横目で見ていて、何か私のフィギュアに対する境遇に似ている部分を感じました。 疾風さんの「ルクレルク」に対する気持ち、それは私の「みつめてナイト」に対する気持ちに通じる部分があります。 自分の大好きな物を模型という方向から訴える。 それはまさに私がやっていることじゃないですか。 そして土居さんの言われる事を自分の境遇に置き換えてみるとこうなります。

 言われて分かったんですが(私には言われてないんだけど)、私の作品に足らない物というのはこれだったんですよ。 私が前回ソフィアで「何か足らない」と思っていた事、それはこういう事だったんです。 マイナー系を扱う人間は常にこういうことを念頭に作品を創らなければ、他人を納得させることはできないんだなぁ。 とそのとき窓から見える青空を見ながら思いました。


そして

 そしてその後ビッグサイトに向かってたまさん、みずさんとともに搬入。 ブースの設営を終わらせてから秋葉原へ。 そこで集まっていただいた皆さんとしゃぶしゃぶを食べてその日は終了。 友人宅へ押し掛けて寝ました。


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