良かったんじゃないのかな


結果発表

売れたのは和服のみでした。和服ディーラー道も悪くない。
今回の結果 (売上数/持込数)

時乃さん 3/10
撫子さん 2/2
中華さん 0/2

 時乃さんは前回よりもたくさん売れた。前回は参加できなかった人もいたかもしれないし、今回になってやっぱり買おうと思った人もいたかもしれない。まぁ、前回よりも数を減らすことがなくて良かった。

 撫子さんは今回で完売。久しぶりの完売だと思ってどれだけぶりかを調べてみたら、5年半ぶりだった。それにしても中華さんより撫子さんのほうが先に完売するとはね。とはいえ、生産数はぜんぜん違って、中華さんは63体作っているが、撫子さんは29体しかない。中華さんは2回目のイベントで30体売ってるから全然比較にならないんだけどね。まぁでも、スローペースでも良いから売れてくれるだけありがたい。それだけでもイベントに参加する意義があると思える。



学べるフィギュアを

この帰り際の2階からの風景も見慣れたなぁ。
 今回はまぁ、イベントとしても盛況だったし、良かったんじゃないかなー。 前回が縮小版だっただけに、その反動として今回の盛況ぶりがあったのかもしれない。 ひねくれ者の私は大体毎回主催者のコメントやらに難癖を付けてここで問題提起みたいなことを書いているけど、今回は特にそういうのは無いし、私自身も、次は今取りかかってる原型を完成させるだけだなと思う。

 ただまぁ、今後ガレージキットが売れてくれるんだろうかという漠然とした不安感はあるなぁ。 このような状況だと、買い手に高い技術力を要求するようなキットは敬遠されるのかもしれない。 しかしそういう、買い手に媚びることがなく突き放す感じもガレージキットらしいといえばそうかも。

 あと、私のブースを訪れる人は、少なからずあの本を書いた人という目で私の作品を見ているはず。 本をブースに飾ってる以上それは避けられない。 そうなってくると、私の作品から何かを学び取ろうという目で見てる人が多いんじゃいないかなーと勝手に思っている。 だから、このフィギュアの、できれば完成品が欲しいと思われるのではなく、資料として立体物を手元に置いておきたい。そういう風に思って買ってもらえる物を作りたい。

 あの本の続編は要らない。 あの本を読んだなら、後は実際に世にある立体物を見て自分で学び取る能力を身に付けていって欲しいと思う。 そういう私の気持ちが伝われば良い。


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