開催!ワンダーフェスティバル

 朝6時起床。 よく眠れたとは言い難いが、とりあえず今までのように睡眠不足と言うことではない。 体調は多分今までで最高と言ったところだろう。 とりあえず朝飯を食らう。 と、つけているテレビでセーラームーンの再放送されていた。 懐かしいなぁ...。 しかもネフライトが死ぬ回じゃないか。 朝からヘビーなもの見せつけてくれるなぁ。 と、ラストシーンの感動も冷めやらぬままアルビーヌV6Tさんの車に飛び乗ってビッグサイトを目指す。


開場前

↑開場前の写真。右側(→)がワンダーショーケースの蓮見さんのブース。混雑が予想されるな...。
 ブースに着いた。 自分は3人の中の最後だろうと思ったいたのだが、自分が1番だった。 しかし先に進める準備も特になくて、トイレに行ったり天井見つめたりして時間が経つのを待つ。 そのうち後の2人もやってきて、準備再開。 9時頃には準備が整った。

 今回は雛壇の色を変えてみた。 濃いめのブルーでという事になったが、これが舞波の服の色と一致してしまった。 前回たまさんの魔法使いがバックの色と同じという失敗があったが、今回もそれを繰り返してしまう結果になってしまった。 でもま、何とか目立ってるからいいかな。

 開場まで時間があるので、偵察に行ってくる。 対象はもちろんときメモ2ディーラーである。 まだ準備が整っていない所もあり、全部は見られなかったが、大体分かった。 「勝ったかな」なんてちょっと思った。

 さて、ついでにお世話になってるメモ2ディーラーさんに挨拶。 まずはあさぽんさんのZONE。 水着佐倉さんだ。 こんにちはーってアレ? 「スクール水着じゃないじゃないですか!」 結局時間がなくて、水着の改造も出来ず。 塗装もテキトーに済ますしかなかったらしい。 うーむ。 デキはいいのに地味なせいでちょっと売れ行きに不安があるかな? でもかわいい。

 そしてスーパーバイザーに行く。 Dブロックなのでちょっと遠い。 ちょうど藤縄さんがブースの外側に出て準備していたところで、いきなり声をかける。 で、すみれちゃんと光を見せてもらう。 うお!スゲーデキ。 ま、負けた...。 ってそりゃ勝てるわけないんだけどさ。 こういうの見ると自分の実力のなさを思い知らされます。 ふー。

 しばらく原型やときメモ2の話で盛り上がる。 藤縄さんはときメモ2を貸してしまったらしく、原作を良く知らずに作ってらっしゃるとか。 ゲーム雑誌などを参考にしているらしい。 それでもときメモ2を作って下さる藤縄さんにはホントに頭下がります(別に私のために作ってくれてるわけじゃないですがね)。 だから、どんなキャラが人気があって、それがどういう設定なのかってのは詳しくはご存じないそうです。 今回もすみれちゃんが年下とは知らずに作ったとか。 情報提供ならウチでいくらでもしますぜ藤縄さん。 気軽に声かけてください。

 さて、そうしていたら開場15分前。 自分のブースに戻らなくては。 と思ったらガレリアのシャッターを閉められてしまった! なんてこったAブロックに戻れない。 近くのスタッフに助けを求めたら、開場まで開かないって言われてしまった。 これじゃあ私は開場前のウロウロディーラーにならざるを得ないのかっ。 そんなのってないよぉ...。 と思ったら非常口が開いているのでそこから出入り可能になってた。 た、助かった...。

 ブースに戻って開場を待つ。 今回からディーラー証にディーラー名を明記してたり、ゲストやプレスが11時以降しか購入できないとかいうこともあり、会場内をウロウロしている人はほとんど視界に入らない。 きちんとみんなブース内に入っている。 そらみろ。 ちゃんと管理すれば人のモラルってのは高まるものだ。 善意で何千人という人がまともに動くわけないんだよ。 とか思っていたら...。

「トイレに隠れている人は出てきてください!」

 ドッと会場内に笑いが起こった。 バカすぎ。


怒濤の快進撃

 てなわけで、5分ほど遅れて開場。 とりあえずみずさんがテーブルの下からもそもそと出ていって隣の前へ乃絵美2を買いに出る。 次の瞬間! ドドドッとみずさんの後ろに一瞬にして20mくらいの列が出来た。 スゲー。 列ってこうやって出来るんだ。 と思ったらその列の中をかいくぐってくる1つの影。 ウチのブースの前に来た。 「花桜梨を下さい!」 本日最初のお客様である。 多分開場してまだ1分経ってない。 一発目は八重さんかぁ。 「ありがとうございましたぁ!」

 ところで蓮見さんとこは梱包作業にもたついていて最初の1個がなかなか販売できない。 はっはっは。 1個目の販売記録は隣に勝ったぞ。 とか意味のない勝利感に浸ってみたりして。

 その後八重さんが一気に5つまで売れた(開場5分)。 嬉しいけどなぜ八重さんばかり? ゆっきーとかも買ってよぉ。 しかし...こんな人間バリケードを目の前に作られたら商売あがったりじゃん。 人がこれないっちゅーの。 とか思ってたら「完売で−す」の声。 列が消える。 ほらほら。 消えろ消えろ。 散って行け散って行け。 そしてカモ〜ン。客。

 光と美幸も少しずつ売れ始める。 でも八重さんの売れ方は圧倒的。 2分に1体のペースではけていく。 ああ...。ウチの常連さん達には販売できないなぁ。 本当に作って欲しいのはそういう人たちなのに。 ごめんね。 ルールはルールだから。

 10時25分(開場20分)。 八重さん完売。 史上最速である。 なんか信じられないな。 光とゆっきーも八重さんほどではないにしろ、快調な滑り出しだ。 みずさんとたまさんの新作も30分くらいから売れ始めた。 なかなかいい感じでないの?

 さて、今のウチに買い物を済まさなければっ。 藤縄さんとこのすみれちゃんだっ。 で、ゲット。 そしてまた藤縄さんとちょっと雑談する。 そしたらキットと一緒に写真も分けてもらった。 ありがとうっす。

 ブースに戻る途中にPHSが鳴った。 はるさんからだった。 そう、はるさんは今回から入った、ディーラー「らくがき塗料箱」の新メンバーである。 ブースには3人までしか入れないので一般入場してもらうことになっていた。 一旦外に行って買っておいたガイドブックを渡す。 しばらく後、無事ブースにはるさんはたどり着いたが、その時すでに私の3つの新作は完売していた。(11:06全完売) ちなみにはるさんが女性だって知ったのはメンバーに誘った後だったのよ〜ん

 さて、しばらく店番したり、雑談したりで時間が経った。 で、ちょっと外をぶらついてウチの島に戻るときに「KW-FAMILY」さんへ立ち寄る。 今回は展示が地味...。 前回はあんなにハデだったのになぁ。 展示方法が違うとこんなにも違うものですかね。 でもこのキットの良さは良く知っています。 今回はお金があるのでもちろん買い。 物を受け取るとそのまま島の中へ。


後半

 午後1時。 恒例の昼集合が始まる。 例によって誰かさんは欠席になってしまい、それなりの処理をすることとしました(まだだけど)。 今回は初顔合わせの人が2人。 新しい人が来るってのは嬉しいものですね。

 さて、昼集合も終わってブースに戻る。 さて、次はときメモ2調査だっ。 まずはAブロックのリンク張ってるときメモ2ディーラーさんを調査(調査内容は別頁に掲載します)。 まずはあさぽんさんの所に行ったら、ユキさんもいたのでまた雑談。 そしたら佐倉さんのキット頂いちゃいました。 ありがとうっす。最低でも仮組までは。

 次に「Legend Park」のNecoさんのところへ。 みずさんとバッティングネタの佐倉さんを見せてもらう。 なかなかのデキです。 でもここはやはりトゥルーラブがメインなので今後もそちらメインですね。 頑張ってください。

 一旦ブースに戻る。 やはり午後になると売れ行きはぱったりとやむ。 1時間に1体くらいのペースになった。 続いてときメモ2調査再開。 はるさんといっしょにD,C,Bブロックを回っていく。

 まずはスーパーバイザー。 3回目めの訪問だ。 う〜ん。何度見ても凄い。 写真撮りまくっちゃおう。 でもこの場所、光が後ろからしか当たらないから暗くて...。 おかげで手ブレしまくり。

 あとはときメモ関係を中心に回っていく。 当然全部回ってる時間はないので適当にだが。

 ペーパームーンの等身大光&華澄。 これ自体はすでに知っていたものだが、やはり驚いたのは光の自転車「メモリー号」が発売されるってこと。 一瞬欲しいと思ったが15万という価格を見てすぐに正気に戻った。 こんな物普通の自転車に塗装すればいいじゃん。

 しかしこの光、後ろ髪の造形が凄い。 ちゃんと設定通りになってる。 でかいだけにごまかしがきかないので、ちゃんと考えて造形してあるんですね。 後ろ側から写真が撮り辛かったので映像はありませんがね。

 Bブロックに移って「SMUSH CLUB」へ。 美和さんに挨拶。 と、ここで美和さん制作の八重さんの話でもしようかと思ったら、こちらでウチの八重さんを買ってもらってたらしく、それをベタ褒めされちゃって照れまくり。 それの話でおわってしまった(ダメじゃん)。

 あとはいろんな物を適当に見て回って終わり。 その後はブースにずっといました。 途中で鳳天舞さんに呼び出されたりもしたけど。


終了

 てなわけで終了! いつもの事ながらサンプル提出に手間取り、大きなタイムロスをする事に。 ところで今回、終了間際に宮脇専務から館内に「重大発表」と称する放送が流れた。

 内容は次回のワンフェスはまだ日程が決まっていないってこと。 現段階で決まっていないと言うことは、2月までに開催することは不可能であるということだった。 要するに前々から言われてた、ワンフェスやめるかも発言がついに具体的な形として動いたわけですな。

 個人的な感想としては、いったい何が原因かってのが今ひとつピンとこないなぁというのが本音です。 参加者のモラルが低いからみたいなことをほのめかしているのは分かるんですが、本当にそれだけが原因なんでしょうか? 私はそうには思えないな。 ただ単に、規模が大きくなりすぎて、海洋堂の手に負えなくなったからやめますってことのように思えるんですよ。 それなら納得できるんですが、それを「おまえらのマナーが悪いせいだ」という理由にして、自分たちの責任を逃れようといているのなら、たまったものじゃないですよ。

 主催者が辞めるというならしようがないです。 それを止める権利は我々にはありませんから。 でも、その理由の真実を知る権利は我々にあるんじゃないかな。

 ...とか思った。 ま、次のModelGraphixでその辺は詳しい記事となるでしょうから、それ読んで考えようっと。 少なくとも、ワンフェスが終わっても、ここに集うパワーという物はそう簡単に消えることはないでしょう。 何らかの形でまた復活するかな。

 さて、6時には撤収してまた恒例のオフ会。 いつも通りに開催して、いつも通りにしゃべって、いつも通りに終わっちゃった。 代わり映えしないけど、やっぱりいいよね。 こういう会って。

 オフが終わって、ワンフェスはないけどいつかまた必ず会おうと約束して、みんなそれぞれの帰路に就いた。 西日本の3人は同じ新幹線で帰りましたが。 で、日付が変わって1時頃に寮に到着。 ああ、終わった。 俺の夏は終わった。


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