海洋堂 1/8 早乙女優美(TAISO-FUKU)

CBLGさんのレビューです(感謝)。

 このフィギュアは、優美ちゃんファンの友人より依頼を受け作ったものです。 海洋堂に注文し、まず箱を見て驚きました。「初回特典ピンズ付」のシールが… この時期で…(99年2月)優美ちゃんおそるべし。

 表面の処理でバリとパーティングラインを処理します。今回パテは極力使わないつもりでしたが、足だけは段差が大きかったため、アルテコSSP−HGを使っています。 今回、気泡はあまりなかったので処理はスムーズに進みました。 ただ胴体と足の隙間の処理はきちんとしておいた方がよいでしょう(私はこの処理を簡単に済ませて後で泣きを見ました)。

 サーフェイサーは、ワークのザ・白いサーフェイサーを使用しています。 グレーのサフでは、気泡や傷は見つけやすいのですが、下地を完全な白にするためにはかなりの厚塗り(というより私には純白にできないかもしれない…)になると思われたのでグレーのサフは使っていません。

 塗装は全体に艶消し白を吹いた後、明るい色から順に塗っています。

左から 拡大 右から

 前髪は、おでことの境目の部分を筆で塗っておきます。 肌色の部分をマスキングした後、エアブラシで塗っています(私の場合、エアブラシの後で筆を使いリタッチするのが苦手なので先に筆で境目を塗装という、たぶん普通の人とは逆の順番で作業しています)。 マスキングは今回初めてモデラーズのマスキングゾルを使っています。 前髪塗装時のマスキングが想像以上に快調だったため体操服のラインにも使ってみましたが、これは失敗!境目の部分の塗料がはがれて汚くなって修正することになってしまいました。 やはりマスキングテープとの使い分けが大切ですね。

 顔は、艶消しの肌色の上にクリアーを吹いたあと、エナメル塗料で瞳・眉を塗っています(クリアーでコーティングをしないと失敗して瞳や眉を拭き取った際、肌色が汚くなってしまいますので)。 瞳をいれた後、クリアーにフラットベースを混ぜたものを吹き、艶を調整します。

 ズックの模様は、エナメル塗料で筆塗り(あたりまえか)です。

 塗装後、全パーツを組立・接着して完成です。


CBLG

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