1999年冬 結果発表!

 半年に一度行われる、キャラクター系モデラーの聖地、ワンフェス。 その内容は回を重ねるごとに変わり、進化してきました。 そんな歴史の記録の1ページとしての役割が果たせないかと行った今回の企画、いかがだったでしょうか。 少なくとも、ワンフェス終了後、イベントというものを冷静に見つめ直すことができたのではないですか?

 今回あまり数は来ないだろうと思っていましたが...やっぱり来ませんでした。 確かにあの数の中からベストを選べってのは難しいですよね。 しかし、企画自体は意味のある物と受け止めているので、これから続けていくつもりです。 みなさん、これからもよろしく。

いわた 

たま さん

 ベストキットは2つ。 1つは「F-FACE」のヴァッシュ・ザ・スタンピート。 財布に余裕があったら是非買いたかった。 (3体まとめ買いしてた女のヒトもいたけど) 2つ目は「F-FACE」のHMX-12 マルチ。 なんだかんだ言っても実物見たら「コレダ」って感じでした。 マルチでなくても買ったかも。って言うか、むしろ先輩だったら迷うまでもなく。 実はペーパークラフトに惹かれたのかも知れない(邪道)。 今回お気に入りのキャラクターフィギュアが少なかったので、結局F-FACEのが一番印象に残ってます。

 メカ系だと、「のもぴ〜」のスコタコ関係と「まんてん工房」のフルアクションタコ。かな。 クルマ系は無し。 そんなところです。

レインボーダスト さん

 99年冬WFでのベストフィギュアっすか。 「最高のもの」をひとつに絞ることはできませんが、2つなら…

1・ディーラー「Stick」、「Pia2」より「6分の1:日野森あずさ(原形は三ツ矢氏)」

 良かった理由ですか?答えの究極は「可愛いから」です(^^;)。 原作のポージングと若干違うのですが、それがまた「可愛さ」を増大させているのもグーです。 他には、キット自体も綺麗に「抜けている」という部分ですかね。 サイズは大型ですが、パーツの欠損や巨大なバリも無く、基本的な技術のみで何とかなりそうという「とっつきやすさ」を感じることができたのも大きなポイントです。 ただ、お値段が高かったのがガンですが、さすがに大型なんでこれはやむを得ないのかも…
画像1 画像2

2・ディーラー「らくがき塗料箱」、「8分の1:ソフィア(原形・いわたさん…書くまで<もないですが)」

 はい、いわたさんのソフィアです〜あ、お断りしておきますけど、別に媚びたり、点数稼ぎしているわけぢゃないですよ…純粋な感想です。 理由ですが、上のあずさに同じで「可愛いいから」ですね。 私は女の子フィギュアが製作のメインなんで、これは重要な要素です。 で、キット自体も時間をかけて入念に造形されただけあって、除去が憂鬱そうな巨大なバリや気泡、パーツの欠損も無く、実に作り易そうです。 また、添付の取説が漫画の中にアフターケアーも込められていて実によろしいです…これで3000円は絶対安い!
 以上です…他は「雄猫堂」の「6分の1・Pia2軍団」なんかも可愛くていいはいいのですが、全て原作そのままのポージングなんで、それはそれで面白味という決定打に欠けるのではと。 上記のあずさにしろ、ソフィアにしろ、ほんの少し元ポーズに補正が入っているのがタマらないのです(^^)。 こんなとこですねぇ…あずさは今度画像をお送りしますね。

怒螺拳 さん

 今回はちょっと客観的に判断できそうにないですが、 「雄猫堂」さんの「1/6神楽坂潤」くんを上げておきます。

 ただ今回は、デキ云々よりもアイテム選択と自分が入手できなかった、と言うことの方が大きな理由のような気がするので、正直これを推して良いのかとも思いましたが、これ以上のインパクトは今回のWFではなかったので、しようがないですね。 写真はこちらです。

 まあ「潤くん」についてはルックスと性格はもちろん、設定から声・名前(トラウマ有、笑)まで、全部ど真ん中ストライクでしたので、もうダメです。ぞっこんです。 勢い余って、小説2本、合わせれば文庫本一冊にはなろうかというボリュームを書き下ろしてしまった程ですから・・・・(苦笑)

みず さん

 99年冬ワンフェスのベストフィギュアっすか。 今回自分はディーラーやっててあまり回れなかったんでよく観れてないんですが。

☆観たもの

 あの巨大ヤクトミラージュが目を引いてましたね。やはり。 じつはFSSが好きなみずとしてはMHに目が行っちゃうわけで。 なかなか出来の良いL.E.Dもあったりしてああ、いいなぁ!とか思ってもMHってその構造上どうしても値段が高くなって少数限定なんだよね。 五体とかしか造ってなくてもプラモ並のパーツ量だし。 生産はめちゃくちゃ大変だ。

 あと香川さん新作の守護月天だっけ?(←よくしらない) 顔の造形はアニメ顔に戻りつつありますな。 モノ自体は凄い出来ですがなぜか製作意欲を掻き立てられない。 谷氏のブレンパワードもそうだし。なんでだろ?

☆買ったもの

 一応買ったものの中で言えば京極堂本舗さんの木之下留美(Piaキャロ2)なんだけど。 あとは参考に買ったものばかりなので出来が良いものばかりだとは言えません。 いわたさんのソフィアはやっぱ足でしょう。 こういう足の人居そうですもん。
 なにより今回買ったキットよりも自分で作ったキットが一番状態が悪いという情けない結果になってしまったり。 夏は頑張るぞ。

 ってなんかベストフィギュアって感じではなくなってしまったね。 今度は少し回りたいところですが。

ストンストン さん

 99WFのベストキットは FFACEマルチ? アグレッシヴのともみ? 海洋堂の月天? オーバーダードのレイファン? あげちゃんのおかず?

 私は誰がなんといおうとMAXファクトリーブースの智恵理さんの「ハルカ」ですね。 オリジナルであるというのが最大のマイナスなんですがフィギュアというジャンルで判断した場合とてつもなく学ぶ点の多いすばらしいキットです。 アニメキャラとしてのバランスやラインの流れもさりながら、ジョギパンのゴムのモールドへのこだわりのモールド、湊川氏を超えるシューズへのこだわり等どれをとっても最高です。

 残念ながら今回限りの50個限定なのが残念です。

鈴木蘭丸 さん

 お買い得ベスト1だと思ったのは海洋堂の「デビルワンダちゃん」「エンジェルワンダちゃん」です。 8/1スケールで、完全塗装済みで、7000円は結構お買い得だと思いました。 買えませんでしたけど。

 お気に入りベスト1は、MUSASIYAの5/1「ルリ16才の座り」です。 最初は、買うつもりはなかったんですが、一目惚れしました。なんていうか、こう、大きさ・バランス・表情がよくて「作ってみたいっ!!」と思いましたね。(実際には郵送と言うことで、まだ実物がないんですけど。)

 僕の場合買うとしたら、買ってから、”組み立てられるか”が重要だと思うので、自分なりに愛が感じられるものを買う方なんですよ。 後は、可愛いもの系とかですね。(今回はCCさくらのケロちゃんとか) そのためソフィアさんは買いませんでした。ごめんなさい。

六道啓一 さん

 やっぱり私としては智恵理さんの妖精羽化ですね。 クリアパーツでつくられたサナギの抜け殻から羽化している妖精のポーズや、ひらきかけた羽が純粋に「美しい」と思わせてくれました。 また、上半身は肌色なのですが、まだ抜け殻から出きっていない足は白い色をしている塗装の表現もすごいです。 生まれたばかりの不安定さ、儚さを表現していると思います。

版権ものじゃなくて、オリジナルってのも 注目するポイントかも。

#写真はあとで送りますね

いわた

 今回は自分のキットがどうかってことと、みつめてナイトのことしか頭になかったので、全然見て回ってません。 しかし、ワンフェス前にみたF-FACEのマルチが非常に気に入っていまして、しかも自分のブースに近い所にあったので思わず買ってしまいました。 これ、キットと一緒にペーパークラフトの箱が付いているんですが、これの意味、家に帰るまで気が付きませんでした。 「マルチ」っていう商品が入っている箱だったのね(来栖川重工の)。

 この作品はどこが凄いってものはないんですが、全体のまとまりの良さが素晴らしいっ! 私はToHeartはちゃんとプレイしたことがないので、マルチってどんなキャラなのか詳しくは知らないんですよ。 ロボットだってことぐらいしかね。 そんなんだったんで、今までマルチのキットって山ほど見てきたんですが欲しいと思った物はありませんでした。 そんな私に1万2千円って値段にも関わらず財布開けさせたってことですから、このキットが私の心にどれだけ突き刺さったか分かってもらえると思います。

画像
参加数:8。到着順に掲載。

送ったのに掲載されていないと言う方がいらっしゃいましたらご一報下さい。

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