ソフィア Full Scratch '98年 11月15日


 ほい。お久しぶりです(でもないか)。

 前回のソフィア、顔の造形がちょっとかわいくないかもしれないという疑問が出てきました。 これは写真に撮ってみて初めて分かったことです。 不思議な物です。 実物を見て感じないことが「写真」という媒体を通してみることで客観視できるようになり、おかしいところが分かってくるんですね。

 で、早速作業開始。 作業自体は原型完成させた11/3の深夜にすでにスタート。 前回の製作で複製してもらった予備パーツを使います。 修正に複製パーツを使うのは修正で逆に悪くなってしまったときに取り返しがつかないからです。

 修正したのは顔パーツのみ。 しかし、その後の塗装では、頭部全体を塗装し直すことになりました。 なぜなら、前回の製作ですべてガッチリと接着してしまったので、はずして再利用ができなくなっていたんですね。 このままではすべてもう1度塗装...という事態になるところでした(まぁ、仮にそうなったとしても提出用サンプルにするからいいけど)が、首パーツをうまく外すことに成功したので、頭部全体の塗装となったわけです。

 というわけで、Hitくんに問い合わせ。

 もう1回抜いてくんない? え?だめなの?

 どうやら、前回のたった数回の複製作業で型が破損したらしく、もうできないんだそうな。 時間のなさが災いしたか? まぁ、いい。 頭部だけなら前回の予備パーツが残っているからな。 これで我慢しよう。 抜き具合は悪いけどね。

 で、修正...。 左の図がその比較図なんですが分かりますか? 左側が修正前、右側が修正後です。 具体的には顎の削り込み、と口の修正。 それと、目の大きさを小さめに変えています。 目と目の間隔が少し広がっているんですが分かるでしょうか?

 こうして原型みてみると、どちらもかわいいと思いませんか?(少なくとも私はそう思う)  しかし、これが落とし穴だったのです。 サフの状態で良いと思っても、色を塗ってみるとアラ不思議。 イメージした顔と全然違うんですね。 塗装の仕方で顔のイメージが変わるというのもありますが、やはり塗装後の表情を想像しながらの原型製作ということに、経験が足らなかったのでしょう。 今後の課題でしょうね。

 原型ができあがると再びHitくんところへ発注。 顔だけの型どりも結構面倒か?

 複製が終了したら早速作業開始。 例によって気泡埋めに手間取るが、2回目だし、なにより時間に制約されてない分気は楽です。 でも油断しているとすぐWFは来てしまうぞ...。

 塗装も2回目なので楽々。 実質1日かからなかった(顔だけなんだから当然か)。

 右図は前回の写真との比較。 髪の色が濃くなってしまった...。 これは前回と同じ塗料を使ったのですが、ちょっとしたミスでこうなっちゃったのよ〜ん。 ソフィアのホントの髪の色はもっとオレンジに近いのですが、ホラ、スケール感をだすためということにしておいてください。 それにしても濃すぎか(^^;

 というわけで今度こそ

- 完 -
原型に関しては...ね


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