ソフィア Full Scratch '98年 9月5日


 ひだスカートの自然なしわの付き方に苦しめられること10日と少し。 とりあえず「こんな物だろう」なレベルまで持ってきました。

 どうしてここまで苦労したのか? ドルファン学園の制服は全てが内側に折れ曲がるタイプの箱ひだスカートです。 これは、イラスト等を見れば分かります。 しかし、現実世界の箱ひだスカートのしわの付き方はあまりイラストやフィギュア映えがしないんですよね。

 例えば「CCさくら」の制服。 これも箱ひだですが、イラストでは現実世界のしわの付き方とは違っています(フィギュアも)。 しかし、これはミニスカートなのでそれでも不自然には感じません。 ドルファン学園はセミロングな感じだし、素材も一般的な制服より柔らかめに感じます。柔らかい素材では、ひだの折り目は裾近くで消えてしまい、ひらひらな感じになると考えます。 イラストでもそう考えているからこそ、裾当たりでしわ表現が変になっていると思うのですが...。

 で、実際どうなったか。 すいません。ウソつきました。 この1週間ぐらい、通学中の駅構内で箱ひだ見れば観察してましたが、やっぱフィギュア化できん。 腰と裾でしわがつながってませんがお許しを。 特に後ろ側(ってこの画像じゃ見えんけど)。

 さて、スカートを取り付けてみるとこんな感じになります(左図)。 どうでしょうか? 私は、上半身のボリュームが足らないように感じます。 この制服の最大のウリである、巨大なエリが強調されていないからでしょう。 上半身だけで作っていたときは気づきませんでした。 ここから少しいじってみようと思います。

あ、リボンつけてなかった(写真)。


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