よいもの見れた '18年2月18日


 今回会場には11時に到着。 ガイドブックを買って中に入ろうとしたら、ちょうどメッセ外一周してから入る列が直接入場列へと切り替わる所だった。

 今回は4時半くらいまで割と時間をかけて各ブースを回ったつもり。 いつもよりも良い作品を見つけられた気がしますよ。

キロハナ
のんちゃん
 前回の展示品から色が着いた。 赤タイツかわいい。 しかし人物だけだと不足する情報量を、左の灰皿らしき謎の物体や犬が補ってて、全体の完成度を増している。
GSプロジェクト
角森ロナ
 少女の膝裏とお顔が同時に見られるフィギュア。 背中側が正面ってのは面白い。 見返りポーズだけど、無理な感じが無いのが素晴らしい。
+tic
 商品名の表示が無く、ただ展示してあった。 口の中の歯がとても奇麗 喉の奥は空洞になっていて、後頭部側は作られていないようだ。 少女の口の中を作りたい。 ただそれだけの欲求が伝わってくる。
TRYSOLID
藍華真希
 元イラストがあるのかどうか知らないけど、下半身から杖までのポーズとバランスが絶妙。 こういう、特に尖った特徴はないが手抜き感が無く、見てて安心できるフィギュアが最近は好きになっている。
健珍汁
めぐみん
 ただ飴を舐めている。 モデルがポーズをとるかのような物になっていないところが、いい。 貧乳キャラなのかはしらないが、胸元の寂しさを別の物体でしっかり補正できているところが、実に巧み。
CtrlZ
マシュ・キリエライト
 元イラストがあるのか分からないけど、この特徴ある服装を最も童貞殺傷力が高められるポーズにしている所が技ですな。 それでいて姿勢に無理を感じないところが凄い。
MARTIN
 成人向けゾーンにあった1/3スケールの腰部分だけの物体。 情報が少なくよくわからないのだが、モデルを撮影している風景だけが展示されていたので、おそらく本物の人間を3Dスキャンしてプロットした物のようだ。
 商品はレジン未塗装+布製パンツという構成だが、展示品は表面の色も含めて出力できているようで、肌色はインクジェットプリンターのようなノイズ感があり、ほくろも再現されていた。 塗装でもこの肉感が再現できただろうか。
 これが原型師が作った作品ではなく、実在の人物のデータだと思って見ると、別の意味で血の通った物に見えるから不思議。 皮膚の柔らかさや、かすかに香る体臭すら想像できそう。 なんか価値観を揺さぶられる展示物だ。 敗北感すら感じる。
 それにしてもフィギュアのような体型だが、スキャンの生データそのままなのか、何かしらのアレンジを加えたのかは、ちょっと興味あるな。

唐詩郎
えろい体のモブ顔ちゃん
 首から上と下で次元が違う感じが面白い。 「モブ顔」って知らなかったんだけど、アニメや漫画とかで、名前すら与えられていない背景キャラが、目鼻口が無かったり、簡略化されている表現手法の事を言うんだそうな。 で、「体がエロいモブ顔女子」というのは同人誌方面で1つのジャンルになっているらしく、目が黒丸で巨乳ってのが多い。 これはおそらく、顔は地味なんだけど巨乳なのでどうにも性欲を掻き立てられてしまう身近にいそうな女子への欲求を具現化した物なんでしょうな。 1つ勉強になった。
 このフィギュアはモブ顔と言いながらちゃんと目は作られているが…。 およそ性欲の対象になりそうではない顔という点で同意か。 それとも塗装する人が好きな目を描き込めばOKという発想? だとすると、普通に売られているレジンキャストキットをモブ顔で仕上げてみるという新たな遊びができるんじゃないかとか思った。

GANCHO
蝶乃

 オリジナル作品で、5年前くらいから売ってたみたい。 女性が腕を上げたときの露になる脇ってのはエロさがある。 この作品は肩幅が狭くて、遠目に見ると脇のあたりが全然目に入ってこないのだが、近づいて見るとなんともセクシー。 このギャップがなかなか面白いと思った。

 ところでここ最近注目している、等身大フィギュアについて。 SAKAKI Workshopsのブースでマシュとレムが展示されていたのだが。 ここでは撮影のための列ができていた。 この列は4時半くらいになっても消えて無かったから凄い人気ぶり。 おそらくは、狭い場所での混乱を避けるために列を整理したのだろうけど、その行列を見た人たちがまた希少価値を見出して並ぶという現象が起きていたのかも。 http://sakakikaoru.blog75.fc2.com/


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