半年まとめて '07年12月29日


 すいません。 いろいろ更新をサボってまして、夏のワンフェス以降のイベントレポートを書いてませんでした。 これまでの3つのイベントをまとめてアップしますね。


HOBBY COMPLEX 01神戸

軽音堂 ぷに山さん

 カグツチノ公国さんのところにありました。 いきなりですが首が長いです。 なのにこれはこれで良いような気がする。 胴体がないから不自然さを感じないのだと思うけど、加えてロングストレートヘアと長い首が妙にマッチしてて不思議な魅力を感じるなぁ。 眼の横のワンポイントの色づけもイイ感じです。

ROUND FACER 二見瑛理子

 二見さんのフィギュアはどこも良いですね…。 前髪がキリっとしていていいなっと思った。 良く見ると前髪の塗り方にちょっと工夫があって、エッジを強調するように白く塗っている。 黒いモノに立体感を付ける技、覚えたいですねぇ。

CerberusProject プレネールさん

 PVC完成品になっているモノ。 レジン版はやっぱ色が良いね。 プレネールさんはディテールとなる部分が少ないので作りやすいと思うんだけど、それだけに原型の腕の見せ所かも知れないね。


WHF神戸27

つるぎや 避雷針少女

 オリジナル。 キャンギャルのような衣装とはんだごての小手先のようなのが二丁…。 実にモデラー的なデザイン。 雷を受けてどうしようと言うのが良く分からないのが残念だけど。 でもこういう、自分道を行く人が増えていっているのは嬉しいですね。

Milky doll アル・アジフ&アナザーブラッド

 これには驚いた。 アルのフィギュアはフリルが多くてディテールの多さが特徴だけど、そろそろ見飽きたなーと思っていたところにコレだ。

 でもアルよりも後ろのアナザーブラッドの方に目がいってしまう。 逆さになったフィギュアというのは初めて見た。 逆さになることで逆向きに照らされる顔が、なんか狂ってる感じが出ててステキ。 それにニトロプラスのイラストっぽさがよく感じられる。 ちゃんと塗装でそれをやってるんだよ。 白をベースにしてシャドウやエッジから色を付けていったカンジ? 肌色は2色以上使ってるように見える。 良い色出てますよ。

桜前線 エセルドレーダ

 これもデモンベインですかね。 衿の部分の作りが綺麗! 灰色と白色の境目に凹モールドが彫ってあるんだけど、バッチリ決まってます。 私はこういう技が苦手なので憧れますよ…。 胴体の菱形の模様は微妙な段差を作ってモールドを作ってます。 地味ながらほんと匠の技ですよ。

unsweet ナオ

 チャイナ服というのは胸元が閉じているのが普通なのだけど、ぱっくり割れているので何ともセクシー。 もちろん足も。

 花柄の刺繍がされている。 これをモールドで再現しているのが凄いと思った。 あとニーソックス(ストッキング?)の端の色がなんとも本物っぽい。 なかなか小技がきいてる。


WHF有明17

Reply Form メルセデス

 オーディンスフィアっていうRPGのキャラらしい。 妖精さんですね。 女性的な造形だなぁ…と思った。 足の動きが良いですね。

IWGK 素体

 何種類かの胴体部分あってそれを売ってた。 手足のない状態での陳列ってのがなんかおかしい。 この部分ってのはフィギュア独自の形をしている部分だから、こうしてみると改めて異形だって感じるんだよねぇ。

なの。 泉こなた

 らきすたはいっぱい出てたけど、ココが一番良かったかな。 らきすたは半ディフォルメの特殊な体型で、ただのセーラー服なのに何故か新しさを感じる。 これからこう言うバランスが1つのジャンルとして確立するかも。

ぐりむろっく! ねこのひと

 寝そべりフィギュアってなかなか良いのがないんだけど、これは良いと思った。

 このキャラクターもバリエーションが3つになったみたい。 オリジナルキャラクターだけど、同じ物を作り続けているところを見ると相当気に入ってるご様子。 何故かオリジナルキャラというのは、シンプルなモノほど息が長いと思うのだけど、いかがだろうか。

Out of Base 初音ミク

 初音ミクもいっぱい出ていたけど、ココが一番良かったかな。 ネギを口元にくわえる感じがなんかセクシーさを感じる。 なんでネギなのかはいまだに分かってないワタクシですが。

 でも、初音ミクはフィギュアの題材としてはちょっと物足りない感じもするんだよね。 そこを、どうアレンジするかというのが原型師の腕の見せ所。

使用機材:EOS 5D + SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
撮影条件:ISO1600 F4.0 1/100s WB=マニュアル PS=スタンダード
エセルドレーダの写真だけは RICHO GX100 で撮影したものです。

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