陽ノ下 光 U Full Scracth '02年 1月2日


 複製サンプルが届いたので正月休みを利用して塗装を完了させました。 制作手順等はオンラインマニュアルを参照と言うことで、ここでは今回の反省など...。

 やっぱ塗装すると雰囲気が変わってしまいます。 原型完成時にイメージしていた物とは違う物になってしまったのが心残りですねぇ。 元絵ではもう少しかわいらしい感じなんですが、ちょっと固めになって、なんか挑戦的な表情に。 この辺の不満点は作った本人しか分からない事かも知れませんけど。 まぁ、塗り方工夫すれば改善は出来るかも知れません。

 基本的にほとんどが黄色系統のため、全体的に淡くなってしまいます。 色相が近いため、ある色のみが目立ちすぎてしまうという事はありませんが、逆に全てが明るくなりすぎて立体感のなくメリハリのない塗装になってしまわないかと心配でした。 とくに2枚のワンピースが一体成形に見えないように、色の差を付けるなどの工夫をして、頑張ってみました。

 全体の色数は少ないので塗装作業自体は楽です。 更に1パーツ1色の物が多く、マスキングや色調合は最小限で済みます。 しかしそのかわりと言っては何ですが、スカートの色を塗ってからの接合作業は結構面倒かも。 私は分かっているので難なく出来ましたが、初めてこのキット手にする人が何処までついてこれるか...ちと不安。

 バッグは設定では非常に面倒な模様をしています。 とても手作業ではやってられないのでデカールです。 本当は赤ラインと白ラインが交わる模様なのですが、特色ホワイトを用いたデカールにしてしまうとラインのクロスするところで再現出来なくなる(ホワイトは透過色ではない)ので、赤ラインのみでの再現となりました。 ま、バッグの配色はキット制作者に任せるつもりなので、この辺は特に意識してませんがね。 好きな色で塗って下さい。

 今回は肩紐とバッグの持ち手が自作パーツとなります。 肩紐は紙で、バッグはプラで再現するのが最適かと思います。 無理にレジンで再現するよりもリアルに出来るし、簡単だと思いますが、これもちゃんと作ってもらえるかちと不安だったり。

 今回気合いを入れた髪パーツは、比較的楽に組めるし、成功でした。 でも完成させてみるとほとんど目立たないのが残念です。

 今回の反省点は組みにくいと言う点ですかね。 美帆真帆でもあったことですが、スカートの中の再現にそこまでこだわる理由があるのかってことです。 それによって組みにくくなってしまうのであれば本末転倒...。 なのですが、再現しなかったらしなかったで「萌えない」とか言われちゃんうんですよね。 難しい。

 次回はこの辺ふまえて、リアリティよりも組み易さ優先でやってみるかなと考えております。 パーツ数は極力少な目に。 です。

 うを!WHF有明申し込みまで1ヶ月しかねー。 次の原型やばいっす。

 ちなみに今回の写真は実家にて撮影。 親父が最近カメラにこりだして一眼レフを買ったって事で、ブツを持って帰ったわけです。 コイツ完成させてから実家に帰ったのにはそーゆー理由があったのです。 一眼レフ、いろいろ出来て面白いねー。 やっぱ綺麗にとれますわ。 とは言っても、やることは絞り開いてぼかし撮影しかやらないんで、私が買っても宝の持ち腐れですけど。 絞りのいじれるデジカメ欲しいなー。


戻る