プチワンフェス '01年2月11日


 今回初めてワンフェス以外のイベントにディーラーとして参加することが出来ました。 ディーラー側から見たイベント報告は「イベントに行こう!」のに載せていますので、ここでは、お客側として見た感想などを書いてみようと思います。


 東京ビッグサイト。 やっぱりイベントはここに限る。 晴海でワンフェスが行われていた時代を知らない私には、ビッグサイト=ワンフェスという図式が出来上がってしまっている。 あの逆三角形の建物を見るだけで、心が躍ってしまうのだ。 多分この感覚は私だけではないと思う。

 さて、WHFというと「小さい」というイメージが定着しているのだが、今回の有明は一味、いや全くと言っていいほど違う。 雰囲気はワンフェスそのものといっても過言ではない。 そりゃワンフェスと比べたらとっても小さいけど、会場は東館の1ホール分だから、結構大きい感じを受ける。 ざっと見て全体を把握する事ができない程度の大きさになると、人は「広い」という感覚を受けるのだろうか。 それとも、このビッグサイトがワンフェスとの錯覚を起こしているのだろうか。

 人も多くて、ちょっと動きづらさを感じるくらいに混んでいた。 各ブースの売れ行きも順調だし、ワンフェスでおなじみの大手ディーラーはほとんど存在していた。 違うのは海洋堂ブースがないことくらいだろうか(笑)。

 たまさんとも喋っていたけど、まぁ、プチワンフェスくらいの存在ではあるのではないかな。 雑誌やTVの取材も来ていたし、十分ワンフェスに取って代われると思いましたよ。 さすがは東京ですね。

 じゃ、最後にいくつか作品を紹介して終わりにしておきます。

Art-Rev.の回し者 森川由綺

 私が開場後速攻買いに行った作品です。前回のワンフェスで買おうと思っていたのですが、買いそびれていました。今回が最後の再販ということで、GET出来て良かったです。由綺に特別な思いはありませんが、作品から伝わってくる「冬」に魅せられました。

レッドテールキャット 月宮あゆ

 Kanonは元の画風がフィギュア向けでないことから、どうも好きになれないでいたのですが、このあゆは、私ならこう作るなっていうアレンジに近い感じがしました。今までみたあゆフィギュアの中で一番好みです。

千鶴マニア 柏木千鶴

 凄いと思ったら鉄虎竜の分館でした。こういう、ネガティブ方面の人間性を出してくるフィギュアってのは好きです。痕の世界観って全く知らないのですが、それでも魅力を感じるのは、やはりその表現力でしょうねぇ。

大日本餓麗爾屹吐 川澄舞
舞ってキャラは良く知らないのですが、Kanonの画風とこの設定は今ひとつ合ってないよなって思ってました。剣を持っているなら、やっぱりシャープな造形でないといかん気がします。この舞はそんなシャープさを表現できており、造形としても非常によい物だと思いました。
サルでもできるガレキ教室 花束マルチ
過去にワンフェスで見たことがあるようなきがしますが...。この花束ってのを作ろうと思った根性に脱帽。
Evening angel(s) 永瀬秋子
これも過去に見たことがあったのですが、今回はKanonを少しプレイしていたので、ちょっと違った印象を受けました。もともと地味なキャラのため、あまり映えないのはありますが、元キャラの再現度が実はとても高いと気付きました。

猫の小判 ねこリアン

 ここの作品はサイズ的にはそれほど大きくはないのですが、頭身バランスが多少ディフォルメ気味なので大きい印象を受けますね。今回のこれは新作みたいです。あゆと名雪も展示されていましたが、これがもっとも良いと感じました。かわいいですね。

制空α うぐ

 ドルパでみたところです。新たに「あうーっ」なんかが売られていました。しかし今回はこの「うぐ」のパッケージに惹かれました。まぁ、誰もが考えるネタではありますが、なんか笑えちゃって。思わず買ってしまいました。(なんかいつもフィギュア外の事で評価してるけど、フィギュアも良いできですので誤解なく)


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